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サスティナブルイノベーション研究領域の前園教授らの論文がScientific Reports誌のEditor's Choiceに選出

 サスティナブルイノベーション研究領域の前園 涼教授らの論文が、Nature社「Scientific Reports」誌においてEditor's Choiceに選出されました。

■選出年月日
 令和4年3月2日
 Scientific Reports Editor's Choice

■論文情報
 タイトル A quantum annealing approach to ionic diffusion in solids
 著者   Keishu Utimula, Tom Ichibha, Genki I. Prayogo, Kenta Hongo, Kousuke Nakano, Ryo Maezono
 掲載誌  Scientific Reports, volume 11, Article number: 7261 (2021)

■論文概要
 量子コンピューティングで実用性を増す量子アニーリング法を用いた、数少ない「材料科学分野への応用事例」として、材料科学分野の重要課題の一つである「固体中のイオン拡散」への応用を開拓し、量子アニーリングによる計算の有効性を示した。

■選出にあたって一言
 着想から実施まで、全て本学の学生による成果です。ホワイトボードを前にした立ち上げの議論、海外出張先で学生達と歩きながら行った練り上げの議論などが思い出され、純粋な本学学生による成果が、国際的に知られるNature社の目玉論文として選出されたことを大変嬉しく思います。

令和4年4月8日

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