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環境・エネルギー領域の金子教授、高田助教らの論文がACS Applied Materials & Interfaces誌の表紙に採択

 環境・エネルギー領域の金子 達雄教授高田 健司助教、並びに村田 英幸教授(応用物理学領域)、桶葭 興資准教授(環境・エネルギー領域)との共同研究に関する論文が米国化学会(ACS)刊行のACS Applied Materials & Interfaces誌(IF=8.758)の表紙(Supplementary cover)に採択されました。

■掲載誌
ACS Applied Materials & Interfaces 2021, 13 (12), 14569-14576.
掲載日2021年3月31日

■著者
Kenji Takada, Katsuaki Yasaki, Sakshi Rawat, Kosuke Okeyoshi, Amit Kumar, Hideyuki Murata, Tatsuo Kaneko*

■論文タイトル
Photoexpansion of Biobased Polyesters: Mechanism Analysis by Time-Resolved Measurements of an Amorphous Polycinnamate Hard Film

■論文概要
 本研究では、光(紫外線)によって変形するポリ桂皮酸の変形メカニズムを解明しました。桂皮酸を含む高分子は、紫外線に対して構造中の二重結合がcis-trans異性化及び[2+2]環化付加することが知られています。しかしながら、この2種類の光反応性があるためにその変形メカニズムは解明されていませんでした。本研究では時間分解赤外分光法を行うことで変形の機序を解明し、ポリ桂皮酸が結合様式(分子の形)の違いによって収縮/膨張が起きていることを明らかにしました。

論文詳細:https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acsami.0c22922

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令和3年4月20日

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