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受賞

学生の司城さんらのチームがIVRC2024 SEED STAGEにおいてさくらインターネット賞を受賞

 学生の司城勝樹さん(博士前期課程1年、創造社会デザイン研究領域、宮田研究室)らのチームが、Interverse Virtual Reality Challenge (IVRC)2024 SEED STAGEにおいて、さくらインターネット賞を受賞しました。

 IVRC2024は、日本バーチャルリアリティ学会が主催する、学生を中心としたチームで企画・制作にチャレンジするインタラクティブ作品を、さまざまな観点で評価し、顕彰する「VRチャレンジ」で、令和6年9月11日~13日にかけて名城大学にて開催されました。
 IVRCはSEED STAGEとLEAP STAGEの2ステージ制となっており、SEED STAGEをメインイベントとしています。司城さんらのチームは書類審査・SEED STAGEを通過し、さくらインターネット賞(企業賞)を受賞しました。同賞は、作品の完成度だけでなく優れたチームワークが高く評価され、授与されたものです。
 SEED STAGEを通過したチームの作品はLEAP STAGEに進み、令和6年10月26・27日に東京で開催される、科学と社会をつなぐ日本最大級のオープンフォーラム「サイエンスアゴラ2024」内で一般公開し、体験型展示を通して審査が行われ、各賞の受賞作品が決定します。

※参考:IVRC2024

■受賞年月日
 令和6年9月11日

■研究題目、論文タイトル等
 未来潜影〜宝を拾ったら太陽を操れる最強ハンターになった件〜

■チーム名・メンバー
 チーム名:八百万
 メンバー:司城勝樹(リーダー)、岩城勇太、及川桜花、門真菜巳、近藤耀、酒井優輝、廣野一也、堀彰悟、劉翔宇

■受賞対象となった研究の内容
 本作品では、仮想現実(VR)の世界で「影の上を高速移動する」というインタラクティブな体験を提案する。仮想空間内で、体験者はハンドトラッキングにより自分の手で太陽を自由に動かし、建物の影の形を変化させる。自分の足元に建物の影が到達したとき、特定のジェスチャーを行うことで、その影の上を使って高速移動ができる。この移動中に、ハプティックフィードバックを追加する。具体的には、風を用いて高速移動中の向かい風を表現し、振動を使って衝撃を再現し、移動のリアリティを増強する。これにより、視覚情報と身体感覚の統合による高度な没入感を実現する。

■受賞にあたって一言
 この度はこのような賞を頂戴し大変光栄に思います。本作品はグループ副テーマ研究として取り組んだ成果物です。学会参加にあたりサポートしていただいた宮田一乘教授と金井秀明准教授また研究室の先輩の方々には感謝申し上げます。

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令和6年10月21日

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