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受賞

学生のXIEさんがIPSJ-CGVI第194回研究発表会において学生発表賞を受賞

 学生のXIE, Xiaoxuanさん博士前期課程2年、創造社会デザイン研究領域、謝研究室)が、一般社団法人情報処理学会コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究会(IPSJ-CGVI)の第194回研究発表会において、学生発表賞を受賞しました。

 IPSJ-CGVI第194回研究発表会は、ACM SIGGRAPH Asia 2024 (東京開催・12月上旬)のEducator's Forumと連携し、「CG教育および一般」をテーマとして、令和6年6月29日に東洋大学にてハイブリッド開催されました。
 IPSJ-CGVIは、コンピュータ・グラフィックス(CG)等の視覚的な提示に関する情報処理技術全般を対象とし、理論から応用までの幅広い研究領域をカバーしており、国内におけるCGに関する研究発表の拠点として長きに渡って中心的な役割を担っています。
 学生発表賞は、同発表会(シンポジウム等を含む)で発表された一般講演のうちで、研究内容・プレゼンテーションともに優れた学生による発表論文の登壇発表者に授与されるものです。

※参考:IPSJ-CGVI第194回研究発表会

■受賞年月日
 令和6年7月9日

■研究題目、論文タイトル等
 Oracle Bone Character Generation with Diffusion Models

■研究者、著者
 謝曉玄(XIE, Xiaoxuan)、杜旭升、李旻昊、謝浩然

■受賞対象となった研究の内容
 本研究は深層学習ベースの拡散モデルを用いて入力画像に応じて甲骨文字スタイルの画像を生成する手法を提案する。まずは、甲骨文字、テキスト、オブジェクト画像を整合させた学習用データセットを構築する。拡散モデルを訓練するにあたり、異なるオブジェクトの画像と対応するテキストプロンプトを入力することで、甲骨文字スタイルの画像を生成することが可能となる。さらに、生成結果を改善し、甲骨文字の構造に基づいて最適化モジュールを統合する。評価実験を通して、提案手法が意味的に一貫した甲骨文字スタイル画像の生成において優れた生成結果を示している。

■受賞にあたって一言
 この度、学生発表賞を受賞することができ、大変光栄に存じます。この成果は、指導教員である謝浩然准教授のご指導とご支援のおかげです。また、一緒に研究に取り組んだ共同研究者らにも深く感謝いたします。今後も努力を続け、さらに多くの貢献ができるよう精進してまいります。

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令和6年8月5日

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