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受賞

学生の鎌田さんらの論文がDICOMO2023において優秀論文賞を受賞

 学生の鎌田光太郎さん(博士前期課程2年、創造社会デザイン研究領域、由井薗研究室)らの論文がマルチメディア、分散、協調とモバイルシンポジウム2023(DICOMO2023)において優秀論文賞を受賞しました。

 DICOMO2023は、情報処理学会の複数の研究会が主催し、令和5年7月5日~7日にかけて富山国際会議場で開催されました。同会議はインターネットを中心とした通信技術から、マルチメディア通信、分散システム、グループウェア、モバイルコンピューティング、ITS、ユビキタス、セキュリティ、デジタルコンテンツクリエーションや行動変容に関する分野の研究について、学術的な研究論文のみならず、事例報告、問題提起などの論文も対象に、研究者間の深いディスカッションを行い、交流を図ることを目的としています。
 優秀論文賞は、DICOMO2023プログラム委員会により選考が行われ、同会議に投稿された論文の中から、優れた論文の著者に対して授与されるものです。

※参考:DICOMO2023

■受賞年月日
 令和5年9月19日

■論文タイトル
 VR会議における他者との対面量に着目した会議の質評価の試み

■研究者、著者
 渡会隆哉(公立はこだて未来大学)、鎌田光太郎、角康之(公立はこだて未来大学)、王子洋、由井薗隆也、高島健太郎

■受賞対象となった研究の内容
 本研究は、公立はこだて未来大学との共同研究であり、アバターを介したVR会議の質や各参加者の貢献度が参加者アバター間の対面の多寡とどう関係するかを分析したものです。まだ予備的な分析が始まったところですが、VR会議室の空間デザインがアバター間の対面パターンに影響し、ひいては参加者の参加意欲や会議の質に影響を与える可能性について議論しています。

■受賞にあたって一言
 この度はDICOMO2023にて優秀論文賞を賜り、大変光栄に存じます。ご指導賜りました王子洋助教・由井薗隆也教授、高島健太郎講師(現東京理科大学講師)、および、公立はこだて未来大学の角康之教授、渡会隆哉さん、そして、実験協力者に御礼申し上げます。この受賞を励みとして、更なる研究を推進していきたいと思います。

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令和6年2月20日

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