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受賞

研究員の山口さんがサービス学会第11回国内大会において現場実践賞を受賞

 研究員の山口宏美さん(トランスフォーマティブ知識経営研究領域、伊藤研究室)がサービス学会第11回国内大会において現場実践賞を受賞しました。

 サービス学会は、科学的なサービスの体系化や産業界の問題解決を図る研究活動を推進し、サービスに関する討議・連携の場を提供することを目的としています。10年ぶりの京都開催となった第11回国内大会は、「未来社会をデザインするサービス学-デジタル革新と創造力の両輪で価値共創の未来社会へ-」をテーマに、未来社会の形成に有意義な内容の討議を目指して開催され、パンデミックによって変化した社会において、より良い未来を構築するための方法論や事例を中心に議論を深めました。

※参考:サービス学会ホームページ

■受賞年月日
 
令和5年6月26日

■論文タイトル
 サービスデザインの視点から見た情報ツール導入による関係性の変化-医療現場での糖尿病透析予防の事例から

■研究者、著者
 山口宏美、伊藤泰信

■概要
 本研究では、医療現場に情報ツールを導入することの意味を、サービスデザインの観点から見直している。地域の中規模病院において、糖尿病患者の透析予防のための情報ツールの導入を10年間にわたり研究し、情報ツールの導入・展開モデルに不足しがちな「関係性の変化」という視点を加えた分析が、現場実践賞に相応しいと判断された。

■受賞にあたって一言
 博論研究以来、長く継続してきた研究が評価されたことを嬉しく思います。ご指導いただきました伊藤教授、ならびに研究室の皆さまに感謝申し上げます。研究を更に前に進めてまいります。

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令和5年7月14日

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