学生の楠木さんらの論文が国際会議ICVR2023においてExcellent Oral Presentation Awardを受賞
学生の楠木 幹也さん(博士前期課程2年、創造社会デザイン研究領域、謝研究室)が筆頭著者の論文が国際会議ICVR2023においてExcellent Oral Presentation Awardを受賞しました。
ICVR2023(9th International Conference on Virtual Reality)は、バーチャルリアリティ研究分野において、仮想現実技術の新たな進歩や発展について議論することを目的とした国際会議です。
今回、ICVR2023は令和5年5月12日~14日にかけ中国咸陽市でハイブリッド開催されました。
*参考:2023 the 9th International Conference on Virtual Reality (ICVR 2023)
今回の研究は、本学が実施しているグループ副テーマ研究※注の一環として、宮田一乘教授、由井薗隆也教授、謝浩然准教授、佐藤俊樹准教授、王子洋助教の指導のもと行われました。本プロジェクトには構成員として、学生の楠木幹也さんのほか、古浜龍さん、戸嶋龍佑さん及び森葉月さん(博士前期課程2年、創造社会デザイン研究領域、宮田研究室)が参加しています。
※注 本学では専攻分野に関する主テーマ研究のほか、関連分野の知識等を修得し、幅広い視点から研究を行う能力を身に付けるため、副テーマ研究を必須科目として実施しています。複数の研究テーマに取り組むことにより、多様な課題に対する適応力や応用力を高めることができます。副テーマ研究は個人で実施する場合とグループで実施する場合があります。
■受賞年月日
令和5年5月23日
■研究題目、論文タイトル等
MultiBrush: 3D Brush Painting Using Multiple Viewpoints in Virtual Reality
■研究者、著者
Mikiya Kusunoki, Ryo Furuhama, Ryusuke Toshima, Hazuki Mori, Haoran Xie, Tzu-Yang Wang, Takaya Yuizono, Toshiki Sato and Kazunori Miyata
■受賞対象となった研究の内容
Recently, 3D modeling using the brush tool in virtual reality (VR) has been successfully explored. However, it is still difficult and time-consuming for the user to paint the designed target while seeing around the object and adjusting the object scales multiple times by grasping the entire object. To reduce the burden on users of 3D painting brushes in the VR space, we propose MultiBrush, a design approach that provides additional windows in multiple viewpoints of the target workspace. The proposed approach adopts the viewpoint opposite the object to be designed, and the bird's-eye viewpoint captures the entire object to the normal viewpoint and displays images by superimposing the images from other viewpoints. To verify the proposed system, we conducted evaluation experiments for system effectiveness and questionnaires to obtain the subjective feedback.
■受賞にあたって一言
この度、ICVR2023でExcellent Oral Presentation Awardを受賞させていただき光栄に思います。御指導を賜わりました謝先生、宮田先生、由井薗先生、王先生、佐藤先生に深く感謝を申し上げます。この賞を励みに、より一層研究に打ち込みたいと思います。
令和5年6月2日