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受賞

修了生のHUANGさんらの論文がComputational Visual Media Journal Award in 2022 においてHonorable mention awardを受賞

 修了生のHUANG,Zhengyuさん(令和5年3月博士後期課程修了、創造社会デザイン研究領域、宮田研究室)が筆頭著者の論文がComputational Visual Media Journal Award in 2022 においてHonorable mention awardを受賞しました。

 Computational Visual Mediaは、清華大学出版とSpringerが季刊で発行している論文誌で、本賞はComputational Visual Media Journalのすべての編集委員の投票に基づいて、2022年に出版された40の論文から選出され、授与されるものです。

*参考:Computational Visual Media

■受賞年月日
 令和5年4月7日

■研究題目、論文タイトル等
DualFace: Two-stage drawing guidance for freehand portrait sketching

■研究者、著者
Zhengyu Huang, Yichen Peng, Tomohiro Hibino(以上、本学学生、宮田研究室), Chunqi Zhao, Haoran Xie,Tsukasa Fukusato, Kazunori Miyata

■受賞対象となった研究の内容
 芸術的なスキルに乏しい初心者にとって、高品質なディテールを持つ肖像画を描くことは困難な作業である。本論文では、様々なレベルの画力を持つユーザに対して、肖像画の描画を支援するインターフェースを提案した。提案手法では、グローバルとローカルの視覚的ガイダンスを提供するために、2段階の描画支援を行う。前者は、肖像画の輪郭線(幾何学的な構造)を描くことを支援し、後者は、ユーザが描いた輪郭線に適合する顔のパーツの詳細を描くことを支援する。グローバルガイダンスでは、ユーザがいくつかの輪郭線を描くと、システムは内部データベースから複数の関連画像を検索し、キャンバスの背景に検索結果の顔の輪郭線を表示する。ローカルガイダンスでは、ユーザが描いた輪郭線から深層学習を用いた生成モデルで詳細な人物画像を合成し、その合成結果を詳細な描画ガイダンスとして利用する。ユーザテストの結果、詳細な肖像画の作成に大きく貢献することを確認した。

■受賞にあたって一言
I'm very honored to receive the Honorable Mention Award at CVMJ. First of all, I'd like to thank everyone involved in this research, including Associate Professor Xie, Professor Miyata and Professor Fukusato from Waseda University, and all the lab members in the Miyata lab. Encouraged by this award, I will make further efforts in my research on user-AI cooperation and do my best to achieve even better research results.

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令和5年5月16日

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