学生の丸山さんが日本MOT学会第13回年次研究発表会においてスチューデントアワード金賞を受賞
学生の丸山 悠那さん(博士前期課程2年、トランスフォーマティブ知識経営領域、内平研究室)が日本MOT学会第13回年次研究発表会においてスチューデントアワード金賞を受賞しました。
日本MOT学会第13回年次研究発表会は、「社会課題を解決し、新たな価値を創造するテクノロジーマネジメント」をテーマとして、令和4年3月19日にオンラインにて開催されました。
この研究発表会で行われた発表セッションでは、39件の論文を伴う発表があり、このうち新たに設けた学生セッションでは29件の発表があり活発な議論が行われました。8名の審査員による厳正な審査の結果、発表論文の中からベストペーパーアワード3件、スチューデントアワード4件の学会賞が選考され、表彰されました。
■受賞年月日
令和4年3月19日
■研究題目、論文タイトル等
音声つぶやきシステムを活用した製造現場のナレッジマネジメント
■研究者、著者
丸山悠那、内平直志
■受賞対象となった研究の内容
日本の製造業は就業者数が減少し、就業者の高齢化が深刻な問題である。このような状況を踏まえ経済産業省は、現場や人が持つ知識を表出化し、デジタル技術と融合させるアプローチを提唱している。そこで本研究では、製造業で働く人々が得た「気づき」に着目し、「気づき」の共有・伝達を支援するシステムの運用・評価を通じて、組織知の創出を目指す。なお、気づきメッセージを記録・共有することは、今まで個人だけが抱えていた知識を組織知に変換する要因になり得ることが明らかになった。
■受賞にあたって一言
この度は、日本MOT学会第13回年次研究発表会におきまして、スチューデントアワード金賞をいただけたことを大変光栄に思います。本研究の遂行にあたり、日頃よりご指導をいただいている内平直志教授、さらに、株式会社ISOWA社長 磯輪英之様をはじめとする同社の皆様には、この場をお借りして心より御礼を申し上げます。
令和4年4月14日