協生AI×デザイン拠点のグループがインタラクション2022においてインタラクティブ発表賞(PC推薦)を受賞
協生AI×デザイン拠点のグループがインタラクション2022においてインタラクティブ発表賞(PC推薦)を受賞しました。
今回受賞した研究は、本学の協生AI×デザイン拠点(リサーチコア)における共同研究の成果です。
1997年より毎年開催されているシンポジウム「インタラクション」は、ユーザインタフェース、CSCW、可視化、入出力デバイス、仮想/拡張現実、ユビキタスコンピューティング、ソフトウェア工学といった計算機科学、さらには認知科学、社会科学、文化人類学、メディア論、芸術といった人文科学の研究者および実務者が一堂に会し、インタラクションに関わる最新の技術や情報を交換し議論する場を提供しています。
今回、インタラクション2022は令和4年2月28日~3月2日にかけてオンラインにて開催されました。
■受賞者名
大森 和さん(博士前期課程1年、ヒューマンライフデザイン領域、宮田研究室)
舟橋 克樹さん(博士前期課程1年、ヒューマンライフデザイン領域、宮田研究室)
吉田 匠吾さん(博士後期課程2年、ヒューマンライフデザイン領域、宮田研究室)
彭 以琛さん (博士後期課程1年、ヒューマンライフデザイン領域、宮田研究室)
謝 浩然講師(ヒューマンライフデザイン領域)
岡田 将吾准教授(知能ロボティクス領域)
宮田 一乘教授(ヒューマンライフデザイン領域)
■受賞年月日
令和4年3月2日
■研究題目、論文タイトル等
Sketch2Makizushi:ユーザースケッチによる飾り巻き寿司調理支援システム
■研究者、著者
大森 和、舟橋 克樹、吉田 匠吾、彭 以琛、謝 浩然、岡田 将吾、宮田 一乘
■受賞対象となった研究の内容
飾り巻き寿司とは断面が花柄やキャラクターのように見えるように調理した巻き寿司であり、海苔の上に酢飯や具材を適切に配置した後に巻いて調理する。独自のデザインの巻き寿司を作成しようとするとき、調理に必要な海苔の数やサイズ、酢飯の量などに加え、具材の配置などのレシピを考えるのは簡単ではない。そこで、ユーザーがイラストを入力すると、そのデザインに応じた巻き寿司のレシピを計算し、調理方法をユーザーに提示することで、飾り巻き寿司の調理を支援する既存の手法と比較してよりデザインの自由度に制約のないシステムを提案する。また、本システムによる支援がユーザーへどのような影響を与えるのか評価実験を行い、有効性を検証した。
■受賞にあたって一言
【プロジェクトリーダー 大森 和さん】
この度は、このような賞を頂戴できましたことを、大変光栄に思います。熱心にご指導いただいた宮田先生と謝先生、岡田先生をはじめ、宮田研究室の先輩方や、実験にご協力いただいた皆様方に、この場を借りて心からお礼申し上げます。この賞を励みに今後も日々精進していきたいと思います。
令和4年3月16日