ニュース・イベント

受賞

知識マネジメント領域の黒川助教が第14回日本数理生物学会研究奨励賞を受賞

 知識マネジメント領域の黒川 瞬助教が第14回日本数理生物学会研究奨励賞を受賞しました。

 日本数理生物学会(JSMB) は、数理生物学に貢献をしている学会の若手会員の優れた研究に対して、研究奨励賞を授与しています。
 黒川助教は、2019年度(第14回)研究奨励賞を受賞し、令和3年9月14日の第31回日本数理生物学会大会において、第14回~16回研究奨励賞の授賞式が行われました。

■受賞年月日
 令和元年9月15日

■選考委員会からの評価(日本数理生物学会HPより引用)
 黒川氏の専門は、進化ゲーム理論、特に協力行動の進化とその周辺の話題である。数理的解析に卓越し、協力行動の進化の数理的基盤について一貫して研究を行っている。有限集団における協力の進化や、情報が不完全な状況における協力の進化などについて数理解析を行い、顕著な業績を著していると評価できる。企業就職でアカデミアを離れていた期間があるにもかかわらず論文の生産性が高く、国際的にも評価されている雑誌にも論文が掲載されていること、国際的な共同研究の発展にも積極的に取り組んでいると評価できること、研究の方向性については数学的な側面に重点がある特徴が認められること、一方進化を含む生物学的な議論についてはまだ発展できる余地が多くあると考えられること、などの意見が出された。

*出典:JSMB Newsletter No.89 P.38

■受賞にあたって一言
 この度、日本数理生物学会より研究奨励賞を頂けたこと、光栄に思います。今後さらによい研究成果をあげれるよう、日々取り組んでいく所存です。

award20210915-1.jpg

令和3年9月15日

PAGETOP