学生のWANGさんらの論文がKICSS2019において優秀論文賞を受賞
学生のWANG, Yangさん(博士後期課程2年、知識マネジメント領域、内平研究室)、由井薗隆也准教授(ヒューマンライフデザイン領域)、内平直志教授(知識マネジメント領域)の論文が14th INTERNATIONAL CONFERENCE on Knowledge, Information and Creativity Support Systems (KICSS2019)において、優秀論文賞(Best Paper Runner-up Award)を受賞しました。
International Conference on Knowledge, Information and Creativity Support Systems (KICSS)は、知識科学、情報システム、システム科学、創造活動支援技術に関する分野における国際的な研究者間における技術と知識の交流を図ることを目的とした国際会議です。筆頭著者のWANG, Yangさんは、東京社会人コースの学生で、日本企業におけるR&Dのオフショア開発の経験をベースに研究に取り組んだ成果を発表しました。
今回、KICSS2019は、11月21日から23日にかけて、ベトナムのホーチミンで開催されました。
■受賞年月日
令和元年11月22日
■研究題目、論文タイトル等
Understanding Cross-Cultural Team Building of Remote Multinational Offshore R&D Teams: Case study of OA Equipment Manufacturing and Vehicle Manufacturing
■研究者、著者
Yang Wang, Takaya Yuizono, Naoshi Uchihira
■受賞対象となった研究の内容
オフショアR&Dならではの異文化課題を克服できるオフショアR&Dチームビルディングを検討するため、事例研究を行った。その結果、「紛争解決アプローチの差異」がチームパフォーマンスを低下させるオフショアR&Dならではの課題であることが判明し、効果的なコミュニケーションに基づく「協調」アプローチによる紛争・摩擦を解消するオフショアR&Dチームビルディングモデルを提案した。
■受賞にあたっての一言
この度、KICSS2019にて、多くの論文の中から優秀論文賞を頂けたことを大変光栄に思います。日頃の研究を支えてくださっている由井薗先生、内平先生、関係者の皆様に感謝申し上げます。今回頂いた貴重なご意見を今後の研究に活かし、さらなる成果をあげられるように頑張りたいと思います。
(左)Wangさん
(右)KICSS2019 General Co-Chairの橋本喜代太先生
表彰状
令和元年11月29日