奨学制度・奨学金/経済支援
3. 北陸先端科学技術大学院大学博士論文研究基礎力審査奨励金
5. 北陸先端科学技術大学院大学支援財団奨学資金助成金(貸与)
Ⅰ.奨学制度
1.北陸先端科学技術大学院大学学生給付奨学金(給付)
博士前期課程1年次の成績が優秀な学生に対して支給する奨学金です。
種類 | 選抜 | 申請 | 給付人数 | 給付総額 | 給付 期間 |
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博士前期課程 在籍時 |
博士後期課程 在籍時 |
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博士前期課程 奨学金 |
特別採用 2年次 |
一般選抜、 随時選抜、 推薦入学特別 選抜 |
申請不要 | 学業成績 上位者 |
授業料分 | — | 1年 (2年次) |
一般採用 2年次 |
申請不要 | 学業成績 上位者 |
授業料の 半額分 |
— |
※博士前期課程奨学金は、先端科学技術研究科融合科学共同専攻修士課程の学生にも適用する。
ただし、融合科学共同専攻奨学金を受給している者は対象外とする。
⇒実績はこちら
[本学担当:学生支援課(gakusei@ml.jaist.ac.jp)]
2.北陸先端科学技術大学院大学Uターン奨励金
高校又は高専卒業時に、能美市、小松市又は加賀市に居住した者が、JAIST進学のため、県外から3市のいずれかにUターンをして居住することとなる場合に、Uターン奨励金として、月額5万円を支給します。平成27年4月以降の入学者から適用します。
受給要件 | 次のいずれにも該当する者 一 博士前期課程、修士課程又は博士後期課程に在学している者 二 高校又は高専卒業時に、上記3市に居住していたことが明らかで、本学に進学のため、県外の大学から3市にUターンし、居住することが明らかな者若しくは 3市に居住先があるものの修学のため本学学生寄宿舎に居住している者
三 市税等を滞納していない者
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支給金額 | 月額5万円 |
支給期間 | 奨励金の支給を受けることができる期間は、以下に掲げる標準修業年限の期間を最長とする。 一 博士前期課程、修士課程 2年 二 博士後期課程 3年 |
上記の支給期間のうち、修学が確認できない期間の奨励金は支給しない。
ただし、休学又は病気等正当な理由があるときは、当該期間に相当する期間支給期間 として延長する場合がある。
3.北陸先端科学技術大学院大学博士論文研究基礎力審査奨励金
5Dプログラムの学生のうち本学が実施する博士論文研究基礎力審査に合格した者であって、博士後期課程に進学する者に、進学後から月額3万円を毎月支給します。
4.日本学生支援機構奨学金(貸与) ※日本人学生のみ対象
人物、学業成績ともに優秀で、かつ、経済的理由により修学が困難であると認められる場合は、日本学生支援機構奨学金(貸与)に応募することができます。
在学生に対しては、毎年4月上旬に在学採用の募集を行います。博士前期課程への4月入学予定者に対しては、毎年9月頃に予約採用の募集を行います。
また、主たる家計支持者の失職、破産、会社の倒産、病気、死亡等又は災害等により家計が急変し、修学が困難となった学生に対しては、緊急・応急採用の申し込みを随時受け付けています。
日本学生支援機構ホームページ http://www.jasso.go.jp/
貸与月額 | [博士前期課程] 第一種(無利子) 5万円、8.8万円から選択 第二種(有利子) 5万円、8万円、10万円、13万円、15万円から選択 [博士後期課程] 第一種(無利子) 8万円、12.2万円から選択 第二種(有利子) 5万円、8万円、10万円、13万円、15万円から選択 |
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貸与期間 | 当該課程の標準修業年限 |
返還免除 | [特に優れた業績による返還免除について] 第一種奨学金の貸与者であって、在学中に特に優れた業績をあげた者として日本学生支援機構に認められた場合、奨学金の全部又は一部が免除される制度があります。毎年12月に募集します。 |
⇒実績はこちら
[本学担当:学生支援課(gakusei@ml.jaist.ac.jp)]
5.北陸先端科学技術大学院大学支援財団奨学資金助成(給付・貸与)
この奨学資金助成のうち、特別枠は返還義務のない給付奨学金です。通常枠は品行方正、学術優秀な新入生に対し、本学の支援財団から助成を得て支給されるものです。 募集は毎年4月~5月ごろに行います。
特別枠 | 助成月額 | 5万円(返還義務なし) |
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応募条件 | 博士前期課程学生のうち、入試時の成績優秀者 | |
助成期間 | 1年更新(1年次の成績が上位5%以内のときは2年目も支給を継続) | |
募集人員 | 1名 | |
通常枠 | 助成月額 | 3万円 |
助成期間 | [博士前期課程] 2年間 [博士後期課程] 3年間 |
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募集人員 | 若干名 | |
返還免除 | 修了後、石川県、富山県及び福井県の企業等に2年間継続して勤務した場合は、返還が免除されます。 |
⇒実績はこちら
[本学担当:学生支援課(gakusei@ml.jaist.ac.jp)]
6.民間等奨学金
大学に募集案内のあったものについては、メールや学生支援課近くの掲示板で随時お知らせします。
個人応募が可能な奨学金であっても、大学の推薦・証明が必要な場合があります。応募の際は、締切前に余裕をもって、学生支援課学生生活係へ相談してください。
[本学担当:学生支援課(gakusei@ml.jaist.ac.jp)]
7.JAISTでの雇用型奨学制度
JAISTでTA、RA、LA、UAとして雇用され給与を受け取る事もできます。給与は時期、在籍する課程により異なりますが、採用された場合は月額で数万円から、最大で15万円程度受け取ることができます。
TA | Teaching Assistant の略で、博士後期課程と博士前期課程、修士課程の在学生が対象です。博士前期課程の学生に対し、教員の指導の下、授業の補助業務を行います。 |
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RA | Research Assistant の略で、博士後期課程の在学生が対象です。教員の指導の下、実習、実験の補助を行います。 |
LA | Laboratory Assistant の略で、博士前期課程、修士課程の在学生が対象です。研究科等が設定した課題の研究活動に必要な補助業務を行います。 |
UA※ | University Assistant の略で、博士後期課程学生(社会人コース学生等を除く。)の在学生のうち、希望する学生全員が採用され、教員の指導の下、研究補助業務を行います。当該業務の従事時間に応じ、年間最大で60万円程度受けることができます。 |
※本制度は、博士後期課程学生に対する新たな経済的支援として令和4年度から開始しました。
なお、融合科学共同専攻奨学金を受給している者は対象外とする。
[本学担当:学生支援課(gakusei@ml.jaist.ac.jp)]
Ⅱ.研究奨励
1.未来創造イノベーション研究者支援プログラムJAIST次世代特別研究員研究奨励金
この支援プログラムは、令和3年度国立研究開発法人科学技術振興機構「次世代研究者挑戦的研究プログラム」の採択を受け、挑戦的・融合的な研究を通じて我が国の科学技術・イノベーションの将来を担う優秀な志ある博士後期課程学生を「JAIST次世代特別研究員」として採用し、研究奨励金及び研究費を支給するものです。
未来創造イノベーション研究者支援プログラムホームページ https://www.jaist.ac.jp/top/jisedai/index.html
[本学担当:学生支援課(jisedai@ml.jaist.ac.jp)]
2.日本学術振興会特別研究員研究奨励金
この奨励金制度は、日本学術振興会が優れた若手研究者に研究に専念する機会を与えることにより、我が国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ研究者の養成確保に資することを目的として実施されているものです。
大学院博士後期課程在学者および大学院博士後期課程修了者等で、優れた研究能力を有し、大学その他の研究機関で研究に専念する ことを希望する者ならびに我が国の指導的研究者となる意欲と優れた能力を有し、進んで博士後期課程に進学した者が、日本学術振興会事業の「特別研究員」として採用された場合に、支給されます。
日本学術振興会ホームページ https://www.jsps.go.jp/index.html
[本学担当:共創活動推進課研究振興係(josei@ml.jaist.ac.jp)]
Ⅲ.融資制度
1.北陸先端科学技術大学院大学学生貸付金制度
本学の学生が病気、天災その他の理由により困窮度が一時的に高まり、かつ、学業及び生活の維持が極めて困難であるとき、必要となる修学上及び生活上の資金を無利子で貸付けし、その救済の一助とすることを目的とした制度です。
詳細は⇒こちら。
2.国の教育ローン ※日本人学生のみ対象
日本政策金融公庫の「国の教育ローン」は教育に必要な資金を融資する公的な制度です。詳細については、教育ローンコールセンター(0570-008656または03-5321-8656)にお問い合わせください。
日本政策金融公庫ホームページ http://www.jfc.go.jp/
IV.外国人留学生向け奨学金
主な外国人留学生向けの奨学金制度には次のものがあります。
1.入学前(渡日前)に応募できる奨学金
「研究留学生」として、以下が支給されます。
・大学における入学金、授業料及び入学検定料 | ||
・旅費:往復航空券(1往復分のみ) | ||
・奨学金(平成24年度~) | 研究生 | 月額 143,000円(最長2年) |
博士前期課程 | 月額 144,000円(標準修了年限) | |
博士後期課程 | 月額 145,000円(標準修了年限) |
下記推薦により応募可能。
1)大使館推薦
在外日本公館が選考を実施します。
詳細については、あなたの国の在外日本公館に問い合わせてください。
2)大学推薦
本学と学術交流協定を締結している等の交流のある機関の学生等で、双方の機関の推薦、受入れ内諾を前提に、本学から文部科学省に推薦するものです。 応募締切:1月中旬、選考時期:4月~6月 ※標準的な期日の為、文部科学省のスケジュールにより変わることがあります。
○中国公費留学生(中国政府国家建設高水平大学公派研究生項目)
中国国家留学基金管理委員会(CSC)との協定に基づき、博士前期課程又は博士後期課程に入学を希望する学生を募集します。本プログラムの学生は、中国政府より中国-日本間往復国際航空券、査証手続き費用及び日本での生活費(中国政府が定める額。保険料含む)が支給され、本学での入学料・授業料は全額免除されます。募集要項等は以下のページをご覧ください。
○日本台湾交流協会奨学金
日本台湾交流協会は、台湾の学生が日本の大学院へ留学するための奨学金を実施しています。
詳しくはこちら
○外国政府による奨学金
各国政府が派遣する留学生のための奨学金です。
詳細については、あなたの国の所轄庁に問い合わせてください。
○地方自治体、民間奨学団体奨学金
日本国外から応募可能なものがあります。
詳しくは、日本学生支援機構(JASSO)のホームページを確認してください。
2.入学後に応募できる奨学金
入学後に応募できる地方自治体、民間奨学団体等の奨学金の多くは、大学を通して募集があり、応募するためには大学の推薦が必要ですが、応募者個人で応募できるものもあります。
近年、わが国で学ぶ外国人留学生が増加し、入学後に奨学金を確保することは非常に難しいのが現状です。確実な資金計画を準備しておくことが極めて重要です。