2017年(平成29年度)留学生ニュース
在学留学生や修了生の活躍をご紹介します。
1.修了生からのメッセージ(ガルサ ビヤレアル ロゲリオ イッサク さん)
JAISTは、プロフェッショナルとして、また人として成長できる大学です
私はRogelioです。2014年10月、知識科学領域の研究生としてJAISTに来ました。 私は光栄にもJAISTの推薦により文部科学省からの国費外国人留学生奨学金を受ける事ができ、その支援のおかげですばらしい2年半を過ごし、修士号を取得することができました。そこで私はJAISTでの経験をぜひみなさんに紹介したいと思います。
キャンパスを訪れると、美しい石川の自然に迎えられます。JAISTはたくさんの自然に囲まれており、日本の季節を存分に楽しむことができます。近隣の ”小松” へのアクセスにも優れており、そこではショッピングを楽しむことができます。もう少し足をのばせば、国際観光に恵まれた日本の伝統的な都市 ”金沢” に行くこともできます。
JAISTには、新しい知識を生み出し、本当に研究したいことを追求する素晴らしい環境があります。研究の主なテーマであれ、別のテーマであれ、異なる2つの分野に興味を持ち、追求・研究したい時にも対応できるその環境がとても好きでした。 私は副専攻として“言語ミキシング”について研究をし、(具体的にはキャンパスのコミュニティーの中でそれがどのように作用するか)主専攻として“茶道家の運動技能”について研究しました。両方とも研究のビジョンを支えてくれたすばらしい担当教授のおかげで、本当に充実した経験を得ることができました。あなたもここでサポートしてくれる人を必ず見つけることができると確信しています。
学生生活では研究だけでなく、研究室以外でもたくさんの活動が待っています。私は2つのサークル(異文化交流サークル、茶道部)に参加しました。 異文化交流サークルは、私がキャンパスに来て間もない頃に先輩達に誘われて共に作りました。様々な国や生活様式の人々と隔週単位で交流し、活動を満喫しました。 もう1つの茶道部は、かなり歴史がありました。私は茶道について何も知らずに参加し始めましたが、茶道部の20周年のお茶会で光栄にもリーダーを務めました。茶道部は地域社会に多くの門戸を開き、そのおかげでたくさんのすばらしい人々に出会う事ができました。 JAISTはたくさんの課外活動があります。そして望むなら自分で作る事もできます。(ぜひ茶道部を試してみて下さい!絶対に損はありません)
大学は留学生と地域の人々の交流に対してとても努力をしています。私は地元の学校の子供たちと話をする機会に数回招待され、私の文化や国について子供達と共有しました。しかもTVにも出演しました!地元の人たちからも、文化交流イベントやホームステイ体験に招待されました。日本文化全体を知ることに興味がある人にとっては、絶好の機会です。
この大学は、修了後に就職する学生に大きな手助けをしてくれます。 キャリア支援センターは、すばらしい企業を学生に紹介する為、とても努力してくれています。そのおかげで学生は容易に仕事を探す事ができます。 彼らは私の履歴書の書き方や面接でのスキルも手助けしてくれ、日本の著名なIT企業に就職する、大きな助けとなりました。 JAISTには、研究者や人として成長できる素晴らしい環境があります。 私はいつでもここに戻りたいと思っています。
修士論文発表 2017年5月
JAISTフェスティバル 2015年10月
ガルサ ビヤレアル ロゲリオ イッサク
メキシコ出身 2017年3月 知識科学研究科 博士前期課程 修了