12月20日(水)、公益財団法人長野県産業振興機構(NICE)が主催するものづくり産業からサーキュラーエコノミーを考えるシンポジウム in NAGANOに、北陸先端科学技術大学院大学 未来創造イノベーション推進本部が出展しました。同シンポジウムは、長野県ゼロカーボン戦略を実現するため、ものづくり企業の率先したサーキュラーエコノミー(循環型経済:CE)を目指した材料・製品の設計や製造技術、そして資源循環の仕組の社会全体への認知・普及を目的に開催されました。当日は県内を中心とした産学官それぞれの団体から127名が参加し、経済産業省 産業技術環境局 資源循環経済課 田中将吾課長による特別講演や、県内でCE関連ビジネスを手掛ける経営者と阿部長野県知事によるパネルディスカッションを通じて、長野県の地域の活性化につながるCEビジネス創出について知識を深めました。
今回、同シンポジウムと「Matching HUB」の連携のため、未来創造イノベーション推進本部のブースでは「Matching HUB Trial」を実施しました。
Matching HUB Trialとは、オープンイノベーションによってビジネスの新しい種が生まれるMatching HUBのシステムを体感するトライアルイベントです。ブースでは、Matching HUB Hokurikuに出展実績のある三谷産業株式会社、今話題の資源や環境管理について研究するトランスフォーマティブ知識経営研究領域 吉岡 秀和准教授、そして本学URAが参加し、長野県内で活動する様々な企業団体の皆様と積極的に意見交換しました。また、会場内でもMatching HUBの取り組みや本学の研究シーズに多くの方に興味関心をお寄せいただき、ブースまで足をお運びいただきました。
今年9月に新潟県長岡市で開催したMatching HUB Nagaokaを含め、日本全国の地域活性化に貢献するイノベーション創出のシステムとしてMatching HUBは全国的な展開を見せています。次はあなたの地域で開催するかもしれません!今後の展開をどうぞお楽しみに!
末筆ながら、今回お声がけいただきました公益財団法人長野県産業振興機構(NICE)様に心より感謝申し上げます。貴重な機会をありがとうございました。
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北陸先端科学技術大学院大学 未来創造イノベーション推進本部
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