<長編>災害による社会への災害インパクトを最小化にする
近年深刻化する災害リスクを最小限におさえるべく、
人工衛星やドローンなどを活用したリモートセンシング技術を活用して被害把握をする技術や、
社会実装のための方法論についての研究を行っている、郷右近英臣准教授。
さらに、リモートセンシング技術の他にも、より生活に身近なSNSやスマホGPSなどを活用し、
喫緊の出来事に対しきめの細かい救助活動を展開するための意思決定支援システムの構築を目指しています。
そんな郷右近先生が描く未来の姿とは…?
<短編>災害時のイザ!に備え ドローンを覚えよう!
郷右近先生が描く、災害に際して地域内できめの細かい救助活動や迅速な被害把握を目指す仕組みの構築の一環として、北陸先端科学技術大学院大学では定期的にドローンの練習会を開催しています。
地域内で助け合う、地域に貢献するというモデルケースを構築し、草の根的に全国へ広まってほしいと語る郷右近先生。
今後の展開からも目が離せません。
◆ Beyond2050-JAISTの「種」が作る未来 ◆
今から30年後の未来。私たちの住む世界はどのような変化を遂げているのでしょうか。
地球温暖化や自然災害の頻発など社会問題がますます深刻化する一方、
日々進化するテクノロジーを活用して、より美しい地球、より住みやすい社会を次の世代に残すための挑戦が世界各地で進んでいます。
世界最先端の研究拠点である北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)も、未来のカタチを変えるような研究・課題に日々取り組んでいます。
本シリーズでは、本学の研究を通じて見えてくる未来の世界をご紹介します。