【北陸DXニュース】設立総会が開催されました
2021年4月21日(水)、本学金沢駅前オフィスで
「北陸DXアライアンス(HDxA)」設立総会が開催されました。
本総会は、経済産業省の令和3年度の産学融合拠点創出事業に採択された
「北陸DX~DXとESG投資による次世代への飛躍~」事業のキックオフとなるもので、
代表幹事となる(一社)北陸産業活性化センター以下、
本学を始めとした北陸三県の国立大学、行政機関、民間企業等18の参画機関と
8つの企業・団体の協力機関の代表が、会場とオンラインで参加しました。
本プロジェクトのビジョンは、地域資源とDXを組み合わせて次世代に向けた成長資源を生み出す
「Regional Digital Transformation (RDX)」の推進のための産学官融合拠点の創出です。
DXを「デジタル技術を活用して組織やビジネスモデル、社会システム等の新たな価値を生み出すこと」と定義し、
産業競争力のある北陸地域の産業を、地域の研究資源や情報産業の力を組み合わせてDXを図り、
地域で生まれる事業との親和性が高いESG投資という新たな資金調達のバリュエーションを加えることで、
産業の高度化と新産業の創出を目指します。
総会ではまず、北陸DXアライアンス会長である久和進北陸経済連合会会長が、
北陸の産業界にAI等のデジタル化を推進することで、
産業基盤の強化と将来のビジョンを明確に示しながら、
実効性のある成果を生むよう力を結集したい、とあいさつをされました。
その後、事業全体のプロジェクトの概要説明、活動規約、令和3年度の活動計画などについて、
総括エリアコーディネーターを務める井熊均日本総合研究所専務執行役員より説明がありました。
質疑応答に入ると、様々な質問や意見、感想が発せられ、
参加者の関心の高さと前向きな姿勢が強く感じられました。
最後に、本学の寺野学長より、
当アライアンスは北陸地域の振興と発展のためにも恒久的に必要な枠組みであり、
そのために具体的なアウトプットを生み出すことが重要であると締めくくりました。
また、北陸エリアの産官学金連携を促進する場として、
今年からKanazawaからHokurikuにパワーアップした
本学のMatching Hubイベントについても紹介がありました。
北陸RDX推進に向けた本学の取り組みについては、
これからJAIST-netでも進捗を報告してまいりますので、
ぜひご注目ください。
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本件に関するお問い合わせ先:
北陸先端科学技術大学院大学 産学官連携本部
産学官連携推進センター
Tel:0761-51-1070
Fax: 0761-51-1427
E-mail:ricenter@www-cms176.jaist.ac.jp
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