次世代AI社会の創成を担う高度情報専門人材の育成

JAISTでは、文部科学省の令和6年度大学・高専機能強化支援事業(高度情報専門人材の確保に向けた機能強化に係る支援)の採択に伴い、2025年度10月から、高度情報専門人材育成コース(通称、JAIST×Humanコース)を開設します。
データ×AI時代といわれる現代において、データサイエンスは非常に重要な学問分野になっています。しかしながら、人間中心社会(Society 5.0)の実現に向けた人材育成において、データサイエンス・AIだけを学べばよいわけではありません。データサイエンス・AIを中心としたIoTやサイバーセキュリティ、マン・マシンインタラクション、人間情報学といった高度な知識を複合的に有する情報人材の育成が喫緊の課題になっています。

本コースの目的は、産業界において要請が高いAI ソリューション技術や、AI 倫理の知識を有し、AI と人との共生社会における次世代AI の研究開発に取り組み、多様なAIソリューションの創出において網羅的かつ複合的に課題解決できる、次世代AI 社会の創成を担う高度情報専門人材を育成することです。そのため、本コースJAIST×Human(Joint Ai Interaction cyberSecuriTy × Human)では、4つの分野(AI×インタラクション×サイバーセキュリティ×ヒューマン)を複合的にカバーしたカリキュラムを用意し、次世代AIの研究開発課題に取り組む人材を育成します。

JAIST × Humanコースの4つの分野と共通教育

JAIST×Human

育成する人材像

  • 1

    AIと人が共生する社会における次世代AIの高度な研究開発を行うことができる高度情報人材を養成

  • 2

    次世代AI(人間中心AIや解釈可能AI等)における問題提起・問題解決能力を有する人材の輩出

社会のニーズとアカデミアからのシーズが合致した多様なAIソリューションを創出する4つの分野(AI、インタラクション、サイバーセキュリティ、ヒューマン)にて、網羅的・複合的にその課題の理解を深化し、問題解決できる高度情報専門人材を輩出します。

本コースの特徴

  • 4つの研究分野をカバーしたユニークな研究教育環境を提供

  • 4分野共通科目(AI倫理など)を提供

  • 分野のJointは学生が主体的に選択

  • 産業界を含む社会のニーズに対応したリカレント教育

  • 演習・実習を重視したカリキュラム

  • 分野を跨いだ複数教員指導制を提供

  • 教育研究環境のグローバル化

履修案内

シラバス

選抜方式

コース定員

  • 博士前期課程

    15

  • 博士後期課程

    5

取得可能な学位

  • 修士(情報科学)
  • 博士(情報科学)