Monthly Archives: April 2024

fogbow

以前、烏帽子岳についてしました。今更ですが追想です。あの時、稜線にて白い虹に遭遇しました。虹は光の波長分散により生じますが、水滴が小さい(~15ミクロン)状況では、他の効果の影響により、色が分離されずに白虹(fogbow)になると言われてます。つまり、あの時、稜線に漂っていた水滴は、ニューロンの細胞体くらいの大きさ???時間にして僅か1~2分。その後、晴れ間が広がりました。

fogbow

少年の目

早月尾根の続きです。その1年前、2022年の9月末に歩いた時のことです。帰路、長い下りで心が折れそうな時、全身からオーラを放つ登山者が向こうから登ってきました。著名な山岳ガイド、多賀谷治氏です。少年のような目が印象的でした。すれ違うだけで、そのお人柄が伝わってきます。写真はその数時間前、劔岳の山頂から。遠くには、fujisanも!tsurugi2022Sep

update

久々の更新です。前回は、、なんと秋の学会ではないですか・・ 爆速で色々と思い出します。元旦、大変な地震がありました。自分は所外でしたが、学生さんが迅速に被害確認をしてくれ、大きな被害はなさそうとの旨、連絡くれました。改めて対応を有難う。現地で被災された方、冬を越すのも本当に大変だったと思います。地震、日々の心がけと起きてしまった時の対応の重要さが心に刻まれました。すこし遅れて新年会も元気に行いました。焼肉屋さんで学生さんからも元気をもらいます。その後、博士・修士の発表会がありました。皆さん頑張りました。論文を二つ、発表しました。一つは、voltage sensor domainとよばれる、細胞膜に埋まっている電圧センサーの興味深い特性が、非天然蛍光アミノ酸を用いた解析により明らかになった、という大阪大との共同研究です。もう一つは、人工改変したシナプスオーガナイザーに関する論文です。そして3月には、修士2名、博士1名が無事学位を取得しました。おめでとう!写真は新年会の様子です。yakiniku