ソーシャルイノベーション創出のための学習プロセスをデザイン
キム研究室 KIM Laboratory
准教授:キム ウニョン(KIM, Eunyoung)
E-mail:
[研究分野]
創造性とイノベーション、ラーニングプロセスデザイン
[キーワード]
アイディア創出、 国際開発と社会イノベーションのための情報技術、Group creativity、social innovation
研究を始めるのに必要な知識・能力
学際的接近が必要な研究なので、既存の専攻分野に制限はないです。 私たちの研究分野は、イノベーション科学、教育心理学、デザイン科学 、経営学、ソーシャルイノベーションのための科学技術などです。 ただし、自分の認知過程に対して深く省察して、自らの思考力で新しいアイディアを創出することを楽しむのが重要です。
この研究で身につく能力
社会のトレンドと技術は、いつも変化するので、学校で学んだ知識が、卒業後数年が経過すると、古いものになってしまい使用できなくなるかもしれません。しかし、キム研究室の主な研究分野は、大学院での学位を取るための研究を越えて、卒業後社会に進出してどのようなマインドセットとどのような能力を持って生きて行かなければならないかについての根源的な質問に答えることができる研究者になれる魅力的な研究分野と考えます。
【就職先企業・職種】情報デザイン系企業、研究開発職、クリエイティブ産業、教育系など
研究内容
学生の知的好奇心を科学的な研究にするうえ、イノベーションを促進することに関する話題のほぼ全てを研究します。
例え:
- Creativity and innovation: Flow, disruptive innovation, creative cognitive process, designing a tool for creativity, evaluation in new ideas, etc.
- Learning experiences 学習の過程と経験 : Technology-aid learning, learning process, STEAM learning, content design, active learning, innovations in learning, motivation and teaching method, etc.
- Social innovations: regional innovation, utilizing technologies for minorities, creating a business ideas, etc.
- Way of working 働き方 : knowledge management, group creativity, organizational learning, team-building, interactive flow, generation gap, etc.
- Economic life 経済的生活 : Fintech, Consumer’s behaviors in mobile service, etc.
主な研究業績
- Kim, E., & Beuran, R. (2018). On Designing a Cybersecurity Educational Program for Higher Education, In Proceedings of the 2018 10th International Conference on Education Technology and Computers. ACM.
- Kim, E. (2017). Workshop design for enhancing the appropriateness of idea generation using analogical thinking. International Journal of Innovation Studies, 1(2), 134-143.
- Kim, E., & Horii, H. (2016). Analogical Thinking for Generation of Innovative Ideas: An Exploratory Study of Influential Factors. Interdisciplinary Journal of Information, Knowledge, and Management, 11, 201-214.
使用装置
Smart glass, Wearable Focus Sensor, Collaborative table screen, GPS tracker, workshop tools, etc.
研究室の指導方針
大学院生として本人が自律的に研究テーマを選択して責任感を持って研究を進めることをお勧めしています。毎週定期的にラボゼミをして研究の進捗状況について相談しています。(日本語・英語の両方を使用可能、博士課程の場合は、英語推奨)
[研究室HP] URL:https://www.jaist.ac.jp/ks/labs/kim/wordpress/