ネッカーキューブの立体的知覚の理論的な説明

ネッカーキューブの立体的な知覚ななぜ生起するのか、についての理論的な説明を行った研究論文が先日「認知科学」にて採録されました。

2021年3月発刊予定の特集「圏論は認知科学に貢献できるか」にて掲載される予定です。

現時点での著者版の論文をpsyarxivに公開します。
https://psyarxiv.com/cxgkd

また、関連して、先日の日本認知科学会第37回大会の
OS03「過剰な意味づけへの理論的アプローチ:ホモ・クオリタスとしての人間理解へ向けて」にて、このネッカーキューブの知覚に関して発表を行いましたので、その資料(日髙発表分)へのリンクをつけておきます。

追記 (2021/ 6/ 3): J-STAGEにて論文がオンライン公開されました。

JAISTサマースクール2020の開催について

2018年から8月末ごろに開催しておりましたJAISTサマースクール ([2018], [2019])は、昨今の新型コロナウィルスの状況を鑑みまして、実施時期を冬の休業期間中または、春の休業期間中に延期することに決定いたしました。

開催方法についてはなるべく実地参加型の開催、開催の可否および開催時期・方法については2020年9月ごろに決定をすることいたしましたので、状況が分かり次第、本ウェブサイトなどでお知らせいたします。

なお、開催できる場合、テーマとしては、「類推」もしくは「圏論と認知科学」を検討しております。

第36回日本認知科学会での発表

2019年9月5-7に静岡大学浜松キャンパスで開かれる第36回日本認知科学会にて、以下の研究発表を行う予定です。

講演者:山川宏、布山美慕、西郷甲矢人、高橋達治、日髙昇平、高橋康介

関連WSとして、長浜バイオ大で開催された「圏論による認知モデリングの可能性」もご覧ください。

口頭発表

  • 鳥居拓馬 & 日高昇平 (2019). 地図未知な案内課題における知識の転移:知識転移の確信度の分析. 日本認知科学会第36回大会論文集.

ポスター発表

第2回計算論的認知科学サマースクール(暫定版)

昨年の計算論的認知科学サマースクール(昨年のweb)に続いて、今年も開催することが決定しました。近日中に応募方法やプログラムの詳細を公開する予定です。

webページを開設いたしました。詳細はこちらをご覧ください。

JAISTサマースクール2019
計算論的認知科学入門: 身体から読みとる認知過程

開催日時:2019年8月21日(水)~23日(金)
会場:北陸先端科学技術大学院大学
石川県能美市旭台1-1
知識科学II棟4階K42室

論文・招待講演など

2019年5月までの主だった論文誌での発表・招待講演として以下のものがありました。

日本認知科学会第36回 OS「圏論による認知モデリングの可能性」

日本認知科学会第36回大会にて、オーガナイズドセッション(OS)「圏論による認知モデリングの可能性:ホモ・クオリタスとしての人間理解へ向けて」を開催いたします。

先日行われたワークショップ「圏論による認知モデリングの可能性」に引き続き、さらに発展させた内容を企画しております。ご関心の方はぜひご参加ください。

日程:9月5日(木)

場所:静岡大学浜松キャンパス

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第8回知識共創フォーラムの優秀論文賞

第8回知識共創フォーラム後の改訂論文に贈られる優秀論文賞を日髙研の布山美慕が受賞いたしました.(JAIST広報ページ)

布山美慕・西郷甲矢人 「不定自然変換理論の構築:圏論を用いた動的な比喩理解の記述 

■知識共創フォーラムと優秀論文賞の概要
第8回知識共創フォーラムは 2018年3月6日(火)〜7日(水)しいのき迎賓館(石川県金沢市)にて開催されました.2018年度知識共創フォーラム「優秀論文賞」は,編集委員会が定めた複数の評価者による厳正なる論文評価のもと,上記論文に対して与えることを決定致しました.本賞は知識科学研究の発展に大いに寄与することが期待される論文に対し与えられるものです.

■受賞年月日
2019年3月8日

■論文タイトル
不定自然変換理論の構築:圏論を用いた動的な比喩理解の記述

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第9回 知識共創フォーラム 発表募集案内:「理解」の側面へのアプローチ

以下の通り、第9回 知識共創フォーラム のご案内をお送りいたします。
今回は。様々な「理解」の側面へのアプローチをテーマとしたセッションを中心に幅広い研究発表を募集しております。
ご参加をお待ちしております。

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