JAIST Nishimoto Laboratory

研究生での入学を希望する皆様へ

  • 現在,当研究室では研究生の受け入れを行っていません.悪しからずご了承下さい.
  • 入試に合格し,正規学生として入学した学生の研究室配属は,言うまでもなく受入れております.

当研究室への配属を希望する皆様へ

  • 当研究室では人工知能(AI)技術に関する研究は行っておりません.機械学習などの研究を行いたい方は,他研究室をご検討ください.
  • 当研究室の研究対象は「人間」です.「計算機」ではありません.興味のある方は,まずはAbout Usのページを見て,研究テーマについて概要を知って下さい.
  • さらに詳しく個々のテーマについて知りたい方は,PublicationsのページやResearchのページ(こちらはまだコンテンツが不十分ですが)を見て下さい.
  • 研究室に入りたいなと思ったら,To Applicantsのページを見て,配属学生に求めることや,研究室の活動について知って下さい.
  • その上で,西本宛にメールを送って,研究内容に関する面談のアポを取って下さい.

最近のできごと

Accessed 165311 times since November 16, 2009.
  • 2024年12月11日(水):全学でのFaculty Development (FD) が開催されました.今回のFDでは,京都大学総合博物館 研究部情報発信系 准教授の塩瀬隆之先生をお招きし, 「問いのデザイン」というタイトルでご講演いただきました. 我々大学教員は職業柄,問いを立てるということに慣れていますが,学生のほとんどはまだ不慣れでうまく問いを立てることができません. 問いを立てることの重要さと,問いを立てられるようにする教育のあり方について深く考えさせられた講演でした. 塩瀬先生,お忙しい中貴重なお話をいただき,ありがとうございました.

  • 2024年12月3日(火):JAIST変人ラジオの収録がありました. JAIST変人ラジオというのは,JAISTにいる「時代を変えていく人」に,それぞれの研究の面白さやなぜそんな研究をするに至ったのかなどについて, ナビゲーターの越前屋俵太氏が根掘り葉掘り尋ねまくるというラジオ番組です.ただ,ラジオと言ってもFMなどの電波に乗るわけではなく,SpotifyやYouTubeなどでネットワーク経由で配信される音声コンテンツです. すでに第1陣の12名の教員によるコンテンツが配信中です.今回の収録は第2陣の収録の一環でした.近日公開となるようですので,また改めてアナウンスいたします.

    ナビゲータの越前屋俵太さんと差し向かい

  • 2024年11月29日(金):はこだて未来大学の角康之教授にお招きいただき,「人工知能とメディア」の講義の1コマで「人工知能の時代における人の知的活動支援」と題した講演を西本が行いました. 生成AIの性能が急速に向上し,分野によっては博士課程学生レベルの知識を有するようになっていると言われる現在,人はどのように人工知能と協生していくべきか, その中で重要となる創造活動をどのように支援していくべきかについて議論する内容でした. ちょっとややこしい内容を高速にしゃべりまくったので,どこまで伝わったかがちょっと不安ではあります. 要するに言いたかったことは「安易に支援技術の研究をやったらまずいことがおきますよ」ということです.

  • 2024年11月25日(月):岩手県立大学の小倉加奈代講師にお招きいただき,「応用心理学」の講義の1コマで「妨害要因や不便さなどを用いた知的活動支援」と題した講演を西本が行いました. 表向きの題目はこの通りだったのですが,実際の題目は「知的活動支援研究の非常識なアプローチ」というもので, 普通に考えるととんでもなく思えるようなテーマでも立派に研究になるし,その方が面白い研究ができるんだよ,というある種の洗脳活動のような講義内容です(笑). 小倉先生から送っていただいた受講生たちからの感想を見ていると,結構な数の学生さんがまんまと洗脳された様子が見て取れました. みなさん,ぜひユニークな研究をしてください.期待しています.

  • 2024年11月7日(木):毎週の定例ゼミ終了後に,研究室有志で軽い飲み会を開催しました.たわいもない話をしながら,リラックスしたひと時を楽しみました. この先,いよいよ実験が佳境に入っていきますし,インタラクションや研究会,修士論文などの論文〆切が押し寄せてきます. 今のうちに英気を養っておいてください.それにしても今のメンバーは,食べられる物のandをとるのが難しいなあ(笑).

  • 2024年11月5日(火):情報処理学会の論文誌に投稿していた以下の2件の論文が採録になりました.
    • 小林美咲,西本一志:スマートフォンの背面での控えめな意思表示によるファビング問題緩和手法,情報処理学会論文誌,Vol.66, No.2, 2025.(採録決定)
    • 堀江 歩,西本一志:カラオケの音楽的行為特性に基づく伴奏用楽器のデザイン,情報処理学会論文誌,Vol.66, No.2, 2025.(採録決定)
    2024年3月に博士前期課程を修了した小林さんと堀江君の修士論文研究をまとめ直した内容です.
  • 2024年11月1日(金):JAIST図書館が運営しているJAIST Repositoryからの10月中の論文ダウンロード数が7997件となり,飲酒ブレスト論文による瞬間最大風速を除いて過去最高となりました.8000件目前です. 個別に見ると,2023年3月修了の柴田有紀奈さんによるインタラクション発表論文がコンスタントに大量ダウンロードされ続けていて,全学的に最もダウンロードされている論文となっています. その他には,2024年3月修了の野尻実玖さんのChatGPTとの同棲体験論文も人気があります.
  • 2024年10月15日(火):当研究室の修了生で,2023年3月に博士(知識科学)の学位を取得した岩本拓也君が,この日の朝のNHKニュースに登場しました.近年,企業において博士号を持つ人材の採用が活発になりつつあるということで,博士号保有者が企業においてどのように活躍しているかの一例として岩本君の仕事が紹介されました.これから博士号取得者の採用がどんどん進むと良いなと思います.企業の皆さん,よろしくお願いいたします.

  • 2024年10月12日(土)~14日(月):東京大学本郷キャンパスで開催された「日本認知科学会第41回大会」に,D3の高宗楓さんとM2の森順平君が参加し,以下の通り髙宗さんは登壇発表を,森君はポスター発表を行いました.
    • 高宗 楓,西本一志:ジェスチャの追加提示による属性フレーミング効果への影響,日本認知科学会第41回大会発表論文集,O-5-3A,pp.67-70, 2024.
    • 森 順平,髙宗 楓,西本一志:誤情報の活用によるRetrospective Think Aloud法改良の試み,日本認知科学会第41回大会発表論文集,P-3-5,pp.639-642, 2024.

    髙宗さん登壇発表

    森君ポスター発表

  • 2024年10月7日(月):2024年10月入学生を対象としたオリエンテーションの企画のひとつとして,恒例のストロータワー実習を実施しました.入学したばかりであまり面識の無い新入生たちがグループを組み,共同でストローを使った塔を構築し,その高さを競い合うというイベントです.共同作業実習を通じて,コミュニケーションの重要さを学び,互いに親睦を深め仲間を作ることを目的としています.今年もなかなかの力わざ作品が誕生しました(笑).
  • 2024年10月2日(水):昨年の9月に博士(知識科学)の学位を取得して卒業した魏建寧さんが,学振の特別研究員(RPD)として当研究室に復帰しました.これから3年間の予定で妨害要素や不便さなどを活用した再学習の支援技術研究に取り組む予定です. 魏さんは2010年10月入学ですので,かれこれ14年のお付き合いとなります.