教育システムの特徴
研究室教育ポリシー
本学は、学位授与プロセスで重要な役割を担う研究室教育を、講義による教育と対をなす大学院教育の要と捉え、学生の資質や学修目標を勘案した多様で自由度の高い教育の場とする。研究室においては、専門知識の修得や関連研究の調査を踏まえた研究計画の立案・実施、論文執筆、さらには研究成果の発表に至る一連の研究プロセスに必要な能力を修得させる。同時に、目標・経歴・国籍などの多様性に富む研究室環境で人間力の強化を図り、社会に役立つ研究者及び高度専門技術者を養成する。
博士前期課程
博士前期課程では、先端科学技術分野の基礎概念を理解した上で専門知識を問題解決に応用できる能力を身につけるために、各学生に応じて、個別指導や少人数規模による研究指導、協調的学修などを行う。同時に、多様な文化に対する理解力とコミュニケーション能力、高い倫理観を養う。
博士後期課程
博士後期課程では、俯瞰的視野を持ちつつ特定の研究分野の課題を発見し、科学的にその解決を図る能力を育むために、個別指導に重点を置いた研究指導を行う。各学生の個性を伸ばしつつ、その成果を国際会議や学術誌で発表するに至る高度な遂行能力を修得させる。同時に、リーダーシップを持ってプロジェクトを推進できる能力を養う。