インタビュー
沼野剛志 知識科学研究科
所属
知識科学研究科 博士前期課程 平成26年3月修了
研究テーマ
「Q&Aシステムを基盤とした安全・安心な出会い支援システムに関する研究」
就職先
株式会社リッチメディア
知識科学研究科 博士前期課程 平成26年3月修了
研究テーマ
「Q&Aシステムを基盤とした安全・安心な出会い支援システムに関する研究」
就職先
株式会社リッチメディア
文理融合分野で鍛えられたπ型エンジニアとして社会へ
本学で私が最初に挑んだのは、国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト。バーチャルリアリティをはじめ最新の技術を用いたアイデア作品の大会です。私たちのグループは、実際に積み木を組み上げるとCG画像に城が築かれる「つみきキャッスル」という作品を制作しました。欧州最大のバーチャルリアリティ大会であるLaval Virtualへも参加。ほぼ一年を費やしたこの取り組みは、新しいアイデアをいくつも生み出すことの面白さ、短期間でモノを創造する難しさ、チームワークの楽しさを知る貴重な経験となりました。
知識科学研究科の特長は、π型人間を養成することにあると思います。1つの専門性と幅広い知識を持つT型だけでなく、幅広い知識と2つの深い専門性を兼ね備えたπ型は、多彩な知識を修得できるということです。電子工学分野出身の私は、知識とは何か、アイデアとは何か、どのような過程でモノを創出するのか、などさまざまなテーマを追求することで、文系的な論理思考力やプレゼンテーション力を備えることができました。これも、自主性を尊重し、自由な研究活動を支援する環境があったからこそ。「創ること」が好きな私のエンジニアとしての能力とここで得たスキルを、企業で発揮したいと思います。