研究科・領域

領域の概要

私達の研究領域では、創発的ナノマテリアルの合成・成長、先端的手法を用いた構造・物性解析とデバイス・センシング応用に取り組んでおり、さらには、量子技術、人工知能や自動化・ロボットの導入によるマテリアルサイエンスの新展開を目指しています。物理、化学、バイオ、材料、電気・電子、機械、情報など様々なバックグラウンドを持つ教員と学生が私達の研究領域に集い、協奏的共同研究の推進を通して、環境・エネルギー問題の解決、安心安全な社会の実現、人類社会の持続的繁栄に貢献すべく、マテリアルサイエンスのフロンティアを日々開拓しています。

キーワード

ナノ粒子×バイオ・エネルギー、ナノワイヤ×スピンデバイス、二次元材料×先端顕微鏡、ナノイメージング×分光、原子分解能観察×オペランド計測、非線形光学顕微鏡×対称性の破れを持つ材料、ナノ分光学×超微量分析、スピントロニクス×量子センシング、半導体エレクトロニクス×デバイス計測技術、トランジスタ×機能性材料、ナノペーパーデバイス×低温結晶化プロセス、有機デバイス×オペランド解析、マテリアルサイエンス×DX・データ、ソフトロボット、触覚センシング

教育研究の方針

現代のマテリアルサイエンスにおいて、ナノサイエンス・テクノロジーはコア概念・技術となっています。マテリアルのデザインと構造・物性解析には計算科学とナノレベルの加工・イメージング・計測技術が駆使され、無機・有機を問わずに原子・分子レベルで制御された新奇ナノマテリアルと、それらを複合的に用いた革新的デバイス・センシング・量子技術が産み出されています。今後は、情報科学と機械科学・ロボティクスのマテリアルサイエンスへの応用が急速に進展すると期待され、これらをスマートに実現するための制御・プログラミング技術も益々重要となります。これからのマテリアルサイエンスを共に創り出し、我々の社会の持続可能な発展に貢献する、グローバルに活躍する科学者・技術者を育成します。

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