研究科・領域

領域の概要

本研究領域は、深層学習や大規模言語モデルに基づき発展してきた知能情報処理・人工知能研究を深化させ、「深い理解や洞察力、価値判断、倫理的な思考」を備える知性を科学し、人間の判断・意思決定・思考能力・学習能力・共感・非認知能力・創造力を含む多面的な知性を拡張させることを目指します。数値化・測定が難しい知性の原理や要素を明らかにする基礎研究を実施するとともに、先端科学技術を融合し、実世界における暗黙知や知性を構造化し、知性の実現に向けたAI研究を深化させることで、人類の知性を拡張するための方法論を確立します。具体的なテーマとして人間の感情や感覚のモデルに基づき対話や協調作業を行う知能処理の研究、人間とマルチモーダルなインタラクションを通じてユーザーの個性に適応する対話ロボット、触覚を認識し再現・生成する次世代のソフトロボティクス基盤、自律駆動による科学研究プロセスの自動化、批判的思考を育む支援技術の研究、人類の知性を拡張する技術に関する研究を推進します。

キーワード

知性科学、知性の計算理論、AI for Science、人間中心AI、ヒューマン-AIインタラクション、知識構造化、自然言語処理、マテリアルズインフォマティクス、ソフトロボティクス、フィジカルインテリジェンス、コンピュータグラフィックス、画像生成AI、人間拡張、マルチモーダルインタラクション、社会的信号処理

教育研究の方針

本領域では、人間の判断・意思決定・思考能力・学習能力・共感・非認知能力、創造力を含む、多面的な人類の知性を拡張することを長期的な研究ビジョンとして掲げます。そのため、従来の人工知能(AI)研究の成果や技術をさらに深化させ、人文科学・社会科学の知見と融合することで「知性」をモデル化し、人間の知性拡張への応用を推進するための基礎知識や研究方法を修得させます。基盤研究として、物理シミュレーション、自然言語処理、マルチモーダル情報処理、知識構造化、ソフトロボティクス、ヒューマンコンピュータインタラクションの知識を修得します。さらに、これらの基礎学問を修得した上で、多様かつ柔軟なアプローチによる「人類知性の拡張」の実現を目指し、問題設定能力や問題解決能力を養います。

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