International Symposium on Exponential Biomedical DX 2024(eMEDX-24)の開催
昨年、12月19、20日に石川ハイテク交流センターにおいて、International Symposium on Exponential Biomedical DX 2024(eMEDX-24)が開催されました。私も一部ではありますが参加し、開会式やバンケットでご挨拶する機会を頂きました。
このシンポジウムは、本学の超越バイオメディカルDX研究拠点(eMEDX)の中心的な研究テーマであるバイオメディカルに関するもので、今回が第1回目の開催となります。プログラムには基調講演4件、特別講演9件、招待講演32件に加えて、49件のポスター発表が含まれ、総参加者数が約150名と、専門性の高い国際会議の第1回目としては予想を超える盛会となりました。
基調講演には、世界のバイオメディカル研究をリードしてこられた東京女子医科大学の岡野光夫名誉教授と京都大学の秋吉一成名誉教授、海外からも韓国亜洲大学校のキ・ドン・パク教授と韓国科学技術研究院のクァン・リョル・リー博士という世界有数の研究者にご参加いただき最新の研究成果に基づく素晴らしい発表を聴かせていただきました。特別講演者や招待講演者の皆様からも最先端の研究成果が報告され、活発な議論が行われました。本学からは、組織委員であるeMEDXの松村拠点長、栗澤教授、都教授、本郷准教授に加えて、桶葭准教授や山口准教授がそれぞれの研究成果を発表し、本学のバイオメディカル関連の研究の広がりとレベルの高さを示すことが出来ました。ポスターセッションでは国内外の多くの学生からの発表があり、教育的な観点からも有意義な機会であったと思います。
さらに、JST次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)に採択された博士後期課程の学生が主催する特別セッションも行われ、博士号取得後のキャリアプランについて熱心な議論が交わされました。
このような国際会議の開催は、本学における研究の発展はもとより、参加した学生への教育効果も高く、今後とも積極的に支援していきたいと考えています。
令和7年1月7日