CSTI有識者議員懇談会と文部科学省における報告
2月22日に内閣府の総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)の有識者議員懇談会において、「博士人材の活用について」をテーマに本学の取り組みを紹介する機会を頂き、永井理事、河野理事と共に出席しました。CSTIは総理大臣を議長とし、6名の閣僚や学術会議会長等を含む14名の議員(委員)で構成されていますが、今回は有識者懇談会ということで、総理、閣僚以外の委員と関係省庁からも多くの方々が参加・聴講されていました。
本学から、博士人材活用の基盤となる産学官連携活動の実績を示し、東京社会人コースの状況と新しい取り組みについて説明しました。さらに、博士人材を社会に送り出す際の課題や問題点等について、大学院における研究室「教育」(文字通り教え育てること)の重要性を含めて述べてきました。永井理事からも戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)における本学の取り組み(大学院リーグ)についての紹介がありました。
また、同日の午後には文部科学省において、同じテーマで課長、室長クラスを中心に10名を超える方々と懇談する機会を頂きました。これは先日文部科学省を訪問して、藤原事務次官をはじめ多くの局長、課長クラスの方々と面談したことをきっかけに設定されたものですが、文部科学省では博士の学位を有する大臣が就任されたこともあって博士後期課程の充実についての議論が活発化しており、本学における来年度以降の博士後期課程を中心とした定員増についても良い状況であると考えています。
今後共、このような機会を活用して本学の取り組みについての理解を深めていただき、本学のプレゼンスを向上させていきたいと考えています。
令和6年3月8日