金沢大学との連携強化
金沢大学との様々な連携が進んでいます。
12月12日には両大学における研究連携をより一層進める目的で、第2回共同シンポジウムを開催いたしました。今回のテーマはバイオメディカルで、本学から物質化学フロンティア研究領域の松村教授とバイオ機能医工学研究領域の筒井准教授、金沢大学から附属病院の小林講師と医薬保健研究域の三枝教授が今後の本格的な研究連携を目的として講演されました。金沢大学とのバイオメディカル関連の共同研究としては、既に物質化学フロンティア研究領域の栗澤教授が臨床系の先生方との間で具体的な検討を始めていますし、12月25日には松村教授の研究紹介が臨床系の先生方に対して行われました。
また、金沢大学が中心となって提案し、本学と東京大学が連携機関として加わった文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」への採択が決まりました。これにより、本学の超越バイオメディカルDX研究拠点の研究環境が充実すると共に、バイオメディカル分野における金沢大学との研究連携に一層の拍車がかかると考えています。さらに、この提案の一環として、金沢大学に新しく設置される予定の未来知実証センター(仮称)棟内に本学との連携による北陸産学連携推進本部を設立し、北陸地域から世界を目指した社会貢献に大きく寄与することを目指します。
以上の他にも、北陸地域の大学発スタートアップを促進するためのプログラムに本学と金沢大学が主幹大学として申請しています。こちらにつきましても、新年早々に詳しい内容をお伝えする予定にしています。
以上のように、本学と金沢大学との連携が様々な形で広がっており、両大学の教育研究と社会貢献がこれらの連携をベースに大きく進展するものと期待しています。
令和5年12月28日