10回目となる「Matching HUB Hokuriku」を11月9、10日に金沢駅前のANAクラウンプラザホテル金沢で開催しました。出展ブース数は前回から約20増の225、2日間の延べ参加者数が1636名と、記念すべき第10回目に相応しい盛会となりました。
　1日目には、「スタートアップとイノベーションで世界を変える」をテーマに、石川県副知事 西垣淳子氏、（株）CAST 代表取締役 中妻啓氏、（一社）ガンダムGLOBAL CHALLENGEテクニカルディレクター 石井啓範氏という3名の素晴らしい講師による特別講演と、この3名に加えてスタートアップやベンチャーキャピタル関連の企業で重責を担っておられる３名の皆様にご参加いただいたパネルディスカッション、および学生のアイデアビジコンであるM-BIPのファイナリスト12名によるプレゼンテーションが行われました。M-BIPには以前の学長だより（第８号）で紹介した中標津でのアントレワークキャンプに参加していた学生達を含めて全国各地から62件の素晴らしい提案がありました。審査の結果、最優秀賞には久しぶりに本学の学生（松林大司氏）が選ばれました。
　2日目は、北陸を中心に全国から集まった企業や各種団体によるパネル展示が行われ、シーズとニーズのマッチングの「場」として、例年同様、数多くの新製品・新事業の「種」が創出されました。また、M-BIPの入選学生による27件のポスターセッションの他、出展企業や大学からのプレゼンテーション、国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）主催の関係機関セミナー、企業PRやマッチング促進のための展示場内のライブレポート、M-BIPの結果発表及び表彰式が行われました。
　「Matching HUB」は今回を含めて全国各地で19回開催しており、それらのネットワーク化も進んでいます。来年度も、昨年から継続的に開催している長岡や以前に開催経験のある北海道での開催も計画されており、北陸地域発の産学官金連携イベントとして開催各地域の発展に貢献していきます。
　皆様からのより一層のご支援をお願いいたします。

パネルディスカッションの様子

会場の様子

令和5年12月4日