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学長メッセージ

中標津でのアントレワークキャンプ

Matching HUB連携事業 小樽商科大学主催
「地域課題解決アントレワークキャンプ in 北海道中標津」

 9月初旬に、Matching HUBネットワーク校の1つである小樽商科大学が中心となって、学生のアントレプレナーシップの醸成を目的とした「地域課題解決アントレワークキャンプ in 北海道中標津」が開催されました。小樽商科大学以外に室蘭工業大学、千葉大学、熊本大学、函館工業高等専門学校から男女16名の学生が参加しており、本学からも産学連携部門の教員や研究員が参加し、学生たちの指導に当たりました。学生たちは9月4日から中標津町に約1週間滞在し、ビジネスアイデアの考え方などの座学を受けた後、中標津町の地域課題抽出のために個人又はグループでフィールドワークを行い、その課題の解決に有効なビジネスアイデアを考案して最終日に町内の150名の高校生や町長らに対してプレゼンテーションしました。私もプレゼンを聴かせていただき、最も素晴らしいと思ったアイデアにJAIST賞を授与しました。

 今回のJAIST賞は、熊本大学理学部1年入江悠真君の豪雪地帯ならではの雪だるまを活用したアイデア『みんなが来たい街』になりました。副賞は、11月に本学が中心となって金沢で開催するMatching HUB Business Idea & Plan Competition(M-BIP)のシード権で、受賞したアイデアをブラッシュアップしてチャレンジしていただくことになっています。

 このような取り組みは地域や年齢、専門領域の異なる学生が一緒に活動することで、ビジネスに必要な多様性や人と人のつながり(ネットワーク)が形成できる良い機会であると感じました。

 今回は残念ながら本学からの応募はありませんでしたが、次回はぜひ積極的に応募してアントレプレナーシップを身に着けると共に、他大学の学生とのネットワークを広げていただきたいと思います。

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参加学生たちと
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JAIST賞授与の様子

令和5年9月26日

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