以前より、本学の素晴らしい研究成果の記者発表を東京で行うことを考えていました。
　もちろん北陸地域での発表もとても大切ですが、全国紙を対象とした東京での発表は本学のプレゼンスの向上とそれによる学生獲得にも直接的に寄与すると期待しています。
　今回は8月29日に本学の東京サテライトで、物質化学フロンティア研究領域の都英次郎准教授の最近の一連の研究成果をまとめる形で発表しました。
　都先生は以前の学長だよりでも報告しましたように、がん組織中の細菌の利用や特殊な金属化合物の利用などがんの治療に対して高い効果を有する手法を次々と見出されており、早期の実用化（とノーベル賞）が期待されます。
　これからも、多くの先生方の研究成果を広く発信していきたいと考えています。
　ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

都准教授による化学修飾細菌を利用するがん光免疫療法の概念図

令和5年9月12日