JAIST・OIST 学術協力に関する基本協定締結式と記念シンポジウム
7月15日に、沖縄科学技術大学院大学(OIST)と本学との学術協力に関する基本協定締結式と記念シンポジウムを開催しました。
JAIST未来ビジョンにも示していますが、本学が世界トップの研究大学を目指す上で教員の方々の学内外との共創はとても重要であると考えています。この共創を大学間へと拡げることを目指して、本年6月に金沢大学との本格的な研究連携をスタートさせ、今月はOISTとの学術協力に関する基本協定締結式と記念シンポジウムを開催しました。今回、地方創生と沖縄及び北方対策をご担当されている岡田直樹大臣と内閣府の沖縄担当の方々の強力なご支援を得ることができました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。
今回の締結式と記念シンポジウムには、OISTからカリン・マルキデス学長をはじめ14名もの方々がご参加くださいました。また、岡田大臣はもちろん、馳浩石川県知事、佐々木紀衆議院議員、井出敏朗能美市長や、今回の開催にご尽力いただきました内閣府からも望月明雄沖縄振興局長、井上惠嗣審議官など多くの方々にご参加いただきました。
OISTは、今更申し上げるまでもなく世界有数の正に日本を代表する研究大学であり、我々JAISTが世界トップを目指す上で先ず目標とすべき大学です。その目標とする大学と協定を結ぶことで、多くのことが学べると期待しています。今回のシンポジウムは、連携の手始めとして両大学の特徴的な取り組みを紹介し、互いへの理解を深めるという観点で開催しました。本学からは、Matching HUBという地方創生、地域活性化の取り組みを中心に紹介しました。ちなみに、OISTからは本年11月のMatching HUBへのご参加・ご出展の計画があるとうかがっています。
OISTとのシンポジウムは年1回程度のペースで継続的に開催することとしており、次回は、両大学が得意とする研究分野に関して沖縄での開催を予定しています。具体的な内容は今後詰めていきますが、ぜひ皆様からもアイデアをいただけましたら幸いです。もちろん、ご参加へのご希望も大歓迎です。
今回の基本協定の締結をきっかけとして、両大学の研究やそれに基づく社会貢献が大きく発展することを期待しています。
協定締結式と記念シンポジウムの様子 7月15日(土)
令和5年7月28日