6月26日に、金沢大学・北陸先端科学技術大学院大学 第1回 共同シンポジウムを開催いたしました。
　近年、北陸地域の4国立大学は北陸RDXや北陸未来共創フォーラムなど、連携を深めていますが、その中核として金沢大学と本学との連携があります。特に、「科学技術イノベーション人材」の養成を目的として平成30年度に設立した「融合科学共同専攻」はまさに両大学の連携の核ともいえるもので、これまで人材の育成を中心に大きな成果を上げてきました。
　今回、この連携を基礎としつつ、より広い分野での両大学の研究連携の発展を期した新しい取り組みとして、共同シンポジウムの開催をスタートすることといたしました。この取り組みは先生方の研究成果を広く外に知らせるというよりは、これからの両大学の研究連携のために、より深く互いの研究を知ることを目的としています。今回は第1回として本学で開催することとし、両大学の研究をリードする4名の先生方、本学の大平教授と松見教授、金沢大学の辻口准教授と當摩教授にご講演いただきましたが、オンラインも含めて多くの先生方や学生の皆さんが聴講されました。金沢大学からも和田学長をはじめ、中村理事、坂本研究科長、森部長にご来学いただきました。
　今回のご講演がこれからの本格的な研究連携のきっかけとなることを期待しています。
　次回は半年後に金沢大学での開催を予定していますが、できるだけ息の長い取り組みとして継続させていきたいと考えています。
　皆様からのご支援ご協力をお願いいたします。

シンポジウムの様子 6月26日(月)

令和5年7月5日