3. 知識社会に求められる組織(機能)
- 資金の契約栽培:
- 顧客の立場でNeedsよりWantsを満たす革新力を持ち,
コストよりも
不確定なリスクを重視
してチャレンジする(好機を求める)態度を持つこと.
- 組織は手段:
- 組織は手段であり, 能力を活かす場としての個人の道具であるとともに,
社会とコミュニティが必要とする
成果を生み出すもの.
- 目標設定は政治的意思決定:
- 組織の目標設定は本質的に科学的になりえず,
価値判断/政治的意思決定であることを認識すること.
- 迅速さ:
- 知識を技術に転換する期間を短くし,
市場(大衆)の素早い受け入れに適応できること.
- 情報提供:
- 個人の目的, 価値, 抱負
に組織を役立てるように(逆に, 組織に個人が貢献できる為にも),
体系的な情報を提供すること.
- 知識習得の支援:
- 個人(知識労働者)が
いかに短期的に知識を取得できるか
に取り組むこと.
林 幸雄
(yhayashi@jaist.ac.jp)
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