Drag'70(Y.Hayashi)

2. 知識社会に求められる人材(個人の能力)

「新しい知識を作り出す人間」と, 「新しい知識を毎日の活動に転換できる人間」の双方が必要.

コミュニケーション能力:
情報を分かち合う世界的マーケットにおいて, 知識を経済財として扱う コミュニケーション能力.

学習能力:
自らの知識に基づき, 仕事に応用(社会に貢献)することで, 職務の安定を計り, 体系的に学ぶ力, 新しいことを新しい方法で学習する力, 変化に付いていける方法論を持ち, 継続的な努力を行なうこと.

知識/経験の活用能力:
知識を, 経験の体系化の基礎とし, 経験を知識に反映できること.

理論の応用能力:
仕事において実際に適用する 技能の基礎として理論を用いることが できること(応用の為の理論がますます重要!!)

専門能力:
専門的知識を持ち, それを一般的なものに 関連つける能力.

知識の統合能力:
異なる種々の知識の総合活用と, 新しい理解の仕方やアイデア化 (新しい技術を経済的に生産的なものに変換する能力).

林 幸雄 (yhayashi@jaist.ac.jp)
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