★肉、肉、にく〜 (2001年5月21日) |
今日は朝から観光三昧となった。はじめに、花市へいって球根などを沢山売って
いるマーケットへ行き、そのあと、国立ゴッホ美術館へいった。ここは、有名な
ヴァン・ゴッホの出身であるため、彼が生涯に描いた画の多くがここに展示され
ていた。彼の年代毎の画が詳しい説明とともに展示されていて、渡り歩いた地で
いろんな影響を受けたのだろうけど、色づかい、タッチなど徐々に変わって行く
様がみれてとても感激した。ここで時間を使い過ぎてしまい、館を出た頃にはも
うお昼を回っていた。時間配分を考えると、これはやばいと次の場所に移動した。
アムステルダムは運河の街で、トラム、バス、メトロ(これはあまり便利じゃな いような気がしたけど)以外に、キャナルバスという運河を通る水上バスがある んです。次はこれに乗って、アムステルダムを楽しむことにした。キャナルバス には三つのルートがあり、ブルーライン、レッドライン、グリーンラインという のがあって、三種類とも別の楽しみ方があるみたい。はじめはグリーンラインに のって、まずはアムステルダム中央駅へ。ここから、アムステルダムインターナ ショナルという、別の観光バスに乗り換えて、アムステルダムの外周を回ること にした。 アムステルダムは、中央駅を起点に、ちょうど扇形の形をしているのだけど、へ その部分に、ダム広場、その次にムント広場、ライツェ広場、最後にミュージア ム広場とあり、これらを取り囲むように、相似形で扇形の運河が張りめぐらされ ているんです。このインターナショナルコースはこの扇形の外周をぐるりとまわ れるために、まさによいツアーって感じでした。 ツアーの後は、一路、市庁舎、のみの市、レンブラントの家へと向かい、アムス テルダム歴史博物館へと足を運んだ。昨日購入した、アムステルダムパスを有効 に使うため(というか少しでも得するように全部使ってやろうと)、いろんなと ころへと足を運んだ。パスにはリキュールのテイスティングや、無料ポストカー ドのプレゼントなどもあり、もちろんこれらにも足を運んだ。こんなことしてた ら、あっという間に夕方を過ぎてしまった。昨日と同様、休憩も兼ねて、ブラウ ンカフェでビールに舌鼓し、今日の夜ご飯は何にしようと考えることにした。 英国では、ベジタリアンを通しているけど、オランダの肉は英国に比べてはるか に安全なので、ここでは安心して肉を食べられる。この前から異常に肉が食いた くってしょうがなかったのだけど、昨日から、ケバブ、インドネシア料理と肉を 食べて来たので、今日は、ステーキか! ダム広場のそばにちょうど、いつも人であふれかえっていたステーキレストラン があったなぁと思い、そこに足を運んでみた。案の定、混み合っていたけど、混 み合っているということは、おいしいか何かしらの人気があるという証拠だろう から、迷うことなく入ることにした。メニューをみると、いろんな種類のビーフ ステーキがあったけど、手頃の値段でボリューム(重さ)のあるものを選んだ。 「肉、肉、にく〜」。待つこと20分位で、ジュージュー音をたてながらビフテキ こと(もう死語か!?)ビーフステーキが運ばれて来た。よだれ、だらだら。もう 久しぶりのステーキなので、涙がちょちょ切れる位うれしかった。しかーし、一 切れ食べた後でなにかものたりなさを感じた。そう、味付けがいまいちなのであ る。塩と胡椒のみの味付けにはまだなれていなくって、やっぱり日本人独特のソー スが必要だよね。それでも、ジューシーな肉汁を久しぶりに味わえたので、し・ あ・わ・せ。これ以上の味は、日本に帰ってから、たっぷりと焼肉屋で味わうこ とにしよう。 |