★姉ちゃん、日本に帰る。 (2000年10月20日) |
今朝は6時前に起床し、7時には自宅を出た。
ケンブリッジのバスセンターからロンドンヒースロー空港行きのコーチに乗るた
め、タクシーで移動した。
街までは自宅からタクシーでちょうど10分。僕等も空港まで見送りするため4人で
一緒に行動した。
コーチはとっても便利で、低料金で空港まで一直線でいける。
電車と地下鉄の利用も早いのだろうけど大きな荷物をもっているときはちょっと
面倒だと思う。
コーチに乗ること約2時間で目的地のヒースロー空港に着いた。 予定どおり11時前には着いたので、まずチェックインだけ済ませてから、軽く食 事を取ることにした。 バージンアトランティックのチェックインカウンターには初めていった。 対応を取るときにもし外人だったら代理にやってと姉ちゃんから頼まれていたの で、僕等も一緒に並んだ。けどその心配もなく3人いた日本人の受付の一人に当たり、 難なくチェックインも終了。あとはボーディングを済ませるまでに適当に時間を 潰すだけ。 食事も空港2階にあるセルフサービスのファーストフードショップで軽く取った。 僕等は何故かアジア系のものばかり食べた。 ピラフがけっこういけておいしかった。 食事のあと、空港内を軽くぷらぷらしたけど、姉ちゃん達も友人/勤務先の人な どへのお土産を免税店で買いたいということで、いよいよお別れのときが来た (僕等はチケットを持っていないので免税店には入れないので)。 パスポートコントロール(ヨーロッパ内は何故か出国のときこれがない)という か、手荷物検査のところまで一緒に見送り、そこでバイバイすることにした。 姉ちゃんとうちの奥様が言葉を交わしている頃には、姉ちゃんの目がもう真っ赤 になりかけてた。涙もろい姉ちゃんである。けどはるばる日本から遊びに来てく れて本当にどうもありがとう。お土産にはとっても感謝、感謝。兄貴のお母さん にもはるばる遊びに来てもらったのにぜんぜんかまってあげられず申し訳なかっ たなぁとちょっと反省。でもとっても楽しい1週間だった。 姉ちゃん達には、よい想い出になっただろうか。僕もなんだか目にうっすらと涙 が… と思っ ていたら隣から「あの〜、VATの免税投函ポストってどこにあるかご存知ないで すか?」と4人家族の旅行者の一人から尋ねられた。彼らに他意はあるわけないで あろう。しかし、僕等のこの感動の一時に、彼はナイスタイミングで突っ込んで くれた。姉ちゃんもうちの奥様も我に返ると、一緒になって空港内の地図を見て、 ここじゃないか?という話に切り替わる。地球の歩き方の地図を見ると、ちゃん とついているじゃないか〜、と心の中で叫ぶものの彼らから「どうもありがとう ございました。助かりました〜」なんていわれると怒る気にもなれない。 姉ちゃん達とは改めてバイバイをして、見送った。 何かやっぱり見送りは切ないね…。僕等はコーチに乗ってケンブリッジに帰った。 帰りの途中から、僕の頭の中にはThinkPadのことが思い出されていた。 |