★やっぱりパブが好き! (2000年11月19日) |
今日は日曜日。中心街に出かけてゆっくりと買物をして来た。いよいよケンブリッ
ジの寒さも本格的になってきたので、今日は冬物の調達となった。とはいっても
買ったのは自分の物だけ。
奥様はしっかりと冬物を用意していたので購入する必要がな
いそうな。どおりで日本を出国するときに荷物が多かったわけだ。
最近、朝晩の自転車通勤が寒くて辛くなってきたので、厚めの手袋と帽子を買っ
た。
滅多に帽子を被らない自分だけど、さすがに自転車で高速運転すると寒さが身に
こたえる。頭が冷たい。なのであったか帽子でこの冬を乗り越えようと思う。
題目にあるとおり、自宅に戻る途中でいつものパブに寄った。店の名前があまり に長いので覚えてないが、ここケンブリッジでお気に入りのお店のひとつである。 パブといえば、日本だとあまりいいネーミングじゃないかもしれないけど、こっ ちでは大衆の憩の場である。小さい子どもからおじいさんまで寛いでいる。 さすがに小さい子はお酒を飲めないけど、子ども向けのジュースなども置いてい るところがある。まぁ、全部が全部子どもが入れるというわけではないだろうけ ど、僕等がよく寄るこのパブはとにかく家族連れが多い。アットホームだ。 今日もいつものように、ギネスを飲んだ。奥様はお気に入りの「ラガーシャン ディ」。イギリスでは、パイント(pint=568 ml)かハーフパイント(half pint) のグラスで飲む。ギネスは日本でも馴染み深いので知っている人も多いだ ろう。さて、「ラガーシャンディ」なる飲物をご存知の人は少ないのではないだ ろうか? パブで飲める飲物は主に、ワイン、スピリッツ系、ビール、サイダー、ソフトド リンク類である。ビールには、ラガー、ストロングラガー、ビター、スタウトの 4種類がある。日本で飲めるビールのほとんどがラガーであろう。ビターは茶色 の色をしていてちょっと甘い(自分はそう思う)。スタウトは真っ黒系のストロ ングビールである。ビール通の人はどれも飲んだことがあるのではないだろうか。 僕のお気に入りのギネスはもちろんスタウト系。 肝心のラガーシャンディーなる飲物は、実はラガーとレモネードを半々に合わせ た飲物なんです。ビターシャンディというのもあって、こちらは予想がつくよう に、ビターとレモネードを半々に合わせたもの。 僕も一度飲んでみたことがあるけど、ほんのり苦みののったレモネード。 アルコールにあまり強くないひとにはお勧めのドリンクかもしれない。 僕にはただのジュースだけど。 今はまだ夕方4時。外はもう真っ暗になってきたけど、パブの中は明るくて雰 囲気もいい。この「暗さ」を吹き飛ばしてくれる、そんなパワーを与え てくれる店だと思う。外も電飾で明るくなっているのだけど、さすがにこの寒さ のなか外でビールを飲む人はいない。 日中からこんなにビールを飲んでいいのだろうか?いいだろう。と自問自答しな がら今日も一日パブで楽しい一時を過ごした。 |