★食べ物の違いア・レ・コ・レ (2001年1月19日) |
今日、なにげに食べ物について日本と英国の違いを考えてみたら、今までいろい
ろあったなぁと思った。そこで、下記にざっとこれまでの総集編としてまとめて
みることにした。
(1) 牛乳 英国の牛乳は日本と違い、保存期限が長い。長いといっても1週間程度だけど一 応新鮮なものに違いないみたい(日本にある保存期間の長いものは除いて)。し かーし、消費期限はとっても短い! これを聞いて不思議に思う方も多いだろう。 出国前、ちょうど日本では雪印の騒動があったけど、日本の牛乳は製造月日の他、 かならず消費期限が明記されている。英国の牛乳にも消費期限と思われる保存期 限が明記されている。しかし、注意書きのところを読むと開封後、3日以内に消 費すること、と書かれている。初めこれを知らずに開封したまま4日目に突入し たら、牛乳がヨーグルトに変わっていた。これには驚いた。言うまでもなく、初 めの一杯を飲んでしまってから気が付いたもので、味のすっぱさとともにお腹も 壊してしまった。こんなことがあってから、牛乳を飲む前は匂いをかぐ習慣がつ いてしまった。 (2) 果物 英国の果物は日本と同様、豊富だ。日本で御目にかかれないようなものも沢山 売っている。しかし、種類とは異なり、保存期間が異常に短いのは気の性だろ うか?以前、マスカットを買って来たときは、2日目にもう傷みはじめ、大半を捨 てる羽目になった。どうも、経験的に一度水に触れたものは傷み易いみたい。 あと、なるべく冷蔵庫で保存した方がいいみたい。日本だと特に夏場など傷みや すい時期を除けば、果物カゴにいれておかざりにしておいても全然問題にならな かったけど、ここではそれができないみたい。悲しい…。 (3) ポテトチップス 英国ではポテトチップスが主食に近いような気がする。ここではフライドポテト をチップスといって、皮付きのものや角切りのものなど(何種類かある)をおか ずといっしょに食べる。有名なものとしては、フィッシュ&チップスだろうか。 もちろん、僕等が日本でおやつに食べるポテトチップスもここでは食事のときに とったりする。まぁ、習慣の違いに近い気もするけど、英国人のいも好きにはと にかく驚かされる。日本だとあまりいもだけをたべることはないような気が するけど。フィッシュ&チップスはけっこういけるので皆さんにはお勧めだと思 う。あとトマトケチャップがとってもおいしいと思う。 (4) コーヒー 日本でもたまに御目にかかるけど、カフェティァーと発音するカフェがある。由 来はフランス語なのだけど、日本では紅茶を飲むときに使う、ビーカーみたいな ガラスの入れ物に金属のフィルタを通してろ過する奴のこと。英国はこれでコーヒー を飲みます。もちろん、フィルタコーヒーもあるけど、主流はこちら。豆のひき かたも違っていて、めを細かくグラインドしたものをカフェティァーに入れ、う わばみを飲みます。底は粉っぽくなっているのでみんな飲みません。 うちの研究室もみんなこれが大好きなんだけど、僕は粉っぽいのが嫌いなので、 一人頑固にフィルタコーヒーを飲んでいます。そうそう、正しくはコーヒーで はなくカッフェですね。正しい発音をしないとロイ先生にいわれるので… (5) 魚 こっちの魚は日本に比べると圧倒的に新鮮さにかけると思う。魚一匹まるごとで 売っていることは少なく、大抵が加工されているか切り身で売られている。本で 以前調べたときは種類が豊富なんていってたけど、嘘じゃないかって気がするく らい種類が少ないような気がする。多分、ロンドンは別なんだろうけど。 マーケット広場で一度、一匹まるごとの魚に御目にかかったけど、目が死んでい た。まさに取れてから1週間もたってるんじゃないかって目をしてた。まぁ、こっ ちじゃ刺身を食べることなんてほとんどないんだからしょうがないのかもしれな いけど。スーパーで売っている種類は限られているみたいで、たら系(Cod) と鮭(Salmon)、それに鰈(Plaice)系の切り身がほとんど。サーモンに限って 言えば、日本よりもおいしいと思うけど、匂いがちょっときついのが難点かな。 (6) 紅茶 文句なく、ここの紅茶はおいしい。ミルクと混ぜて飲むのが最高!まずはお試し あれ! |