★英語の力を早く身につけたいと切に願った今日一日 (2000年10月17日) |
今朝、CNBHに行ったら、IBM JapanからIWS登録完了の連絡が来ていた。
そこには、IBM U.K.への連絡先もあった。
サービスの人曰く、直接指定した電話番号のところへ連絡して下さいとのこと。
また、内容には、IWS番号を知らせればすぐに状況を理解してくれるとのこと。
「よーし、これでコンピュータがなおるぞ!」と思ったと同時に、「自分で電話し
て対応しろということか?」と事の重大さを理解した。
一大決心をして電話連絡をすることにした。 コンピュータの故障箇所と思われるところや、聞かれるかもしれないことをあら かじめ頭に入れておき、ダイヤルした。 IBM U.K IWSメンテナンスサービス部の手慣れた電話オペレータ(女性)が出た。 僕にとってはとっても聞きやすい英語の発音で助かった。 IBM Japanの方からいわれたとおり、IWTの番号を入って、自分のコンピュータが 壊れたので見て欲しいといった。 とすかさず向こうからは、どんなコンピュータなの?機種は?などなど根堀葉堀聞 かれた。「あれ?」と思いながらも返答しているうちに、***へ電話をしてくれ! と言われた。「ふーん」と思いながらも、言われた通りにメモをとった電話番号 のところにかけた。 さっきのオペレータの人に言ったことと同じことを言った。そうするとうちでは 対応できないので、###に電話をしてくれといわれた。 ###の電話番号には実は聞き覚えがあった。それは、0120で始まるものであった。 そう、日本でのフリーダイヤルである。 ガーン。日本でのフリーダイヤルへは、国際電話でかけることができない。 どうしようか迷ったけど、再度、***のところにかけ直した。 残念ながらさっきのオペレータの人がでなかったので、今回の人に一通り同じく 事情を説明したら、さっきの人と同じような対応を受け、同じく###に電話をか けるようにいわれた。埓があかないので、###は日本のフリーダイヤルでそこに は国際電話をかけられない、自分は今ケンブリッジにいてここでサービスを受け たいと話した。そうすると今度は違う電話番号を教えてもらった。 懲りずにまた電話することにした。と同時に少し嫌な予感も抱えながら… 今度かけたところにも同じようにIWSの番号と状況を説明した。 ここのセクションの人はモーレツにしゃべりが早く純粋なネイティブ英国人英語 で僕には聞き取り難かった。どうもかなりローカルなサービス部みたい。 しゃべるだけしゃべってみたが結局うまくコミュニケーションを取れない。 そうこうしているうちに向こうの人からしかとされてしまった。Helloといって も返事がない。何をいっても無音。「何様じゃ〜」と心で叫ぶも英語として口か ら発せられない。何と言えばいいのか?映画の名セリフが頭を世切るがしゃべれ ない。 しょうがなく受話器をおいた。腕時計を見るとこの格闘に1時間弱費しているこ とに気がつした。 こういう場合、典型的な日本人ならどうするのだろうか?あきらめるのか? CNBHのメンバー全員が自分の事情を知っているし、このままおめおめと研究室に 帰るのもしゃくでならない。 もう一度、最初からやり直してみた。が結論は同じだった。 研究室に帰ると、同僚のKatrinがどうだったと聞く。僕はかくがくしかじか、こ うこうでタライ回しにされたことを説明した。しょうがないので、Katrinに協力 願えないか相談したら快くOKしてくれた。自分の代わりに再度、一番最初にかけ たオペレータのお姉さんに電話をかけた。 僕と同じようにIWSの番号をいい、コンピュータの状況を説明した。 今度は、僕の場合と違う返答が返ってきた。 先方は、ロンドンにあるIBMサービス工場のアドレスと連絡先、それからメンテ ナンスの予約番号を教えてくれた。 「あれれ?何故、同じことをいったのに僕の場合と違う返事がくるの?」と耳を 疑った。 僕の英語の発音が悪いからか?それとも僕がここでは外国人だから?うーーーん と思いながらもKatrinの協力で自分のコンピュータをメンテナンスしてもらえる ことになった。 Katrinがここまでにこぎつけるのにものの5分もかかっていない。自分の約1/30 の早さである。 こうなるんだったら、始めから頼んでおけばよかったと思いながらも自分の英語 力のなさ?にかなりヘコんでしまった。ブルー一色。 何はともあれ、明日、IBMの工場へコンピュータを持参することになった。 |