★いざドイツへ (2000年12月15日) |
今日から、ドイツへの旅行のため4日間のクリスマス休暇(?)を取った。
旅程では、3泊4日でミュンヘン・ニュルンベルクをそれぞれ2日間ずつ滞在する
予定になっている。朝5時に家を出て、8時半にはスタンステッド空港から一路、
ミュンヘン空港へ向けて移動した。
約1時間半の移動でミュンヘンに到着した。 英国とドイツでは時差が1時間あり、ミュンヘンに着いたころにはもうお昼近かっ た。街までの移動には、有名なアウトバーン(日本でいう高速道路、ただし料金 は無料で速度制限なし!)を通る、空港バスを利用した。アウトバーンという名 前からしてものすごいものを想像してしまったけど、なんら変わりない普通の高 速道路だった。街へ着くなり、すぐにホテルにチェックインした。中央駅から少 し歩くのが難点だけど、★★★★ホテルの割にかなり格安でお得だった。荷物を 置いて、一息ついてから街に出かけることにした。 ミュンヘンは100万都市という割にはそんなに大きい感じがしなかったが、地下 鉄やトラム、バスなど交通網が充実していたし、近代都市の至るところに違和感 がない形で歴史的な建築物が点在していた。ここの主な見所といえば、ミヒャエ ル教会、フラウエン教会といった歴史ある教会や、新市庁舎の時計台といったと ころである。この辺りには、クリスマスフェアーのため沢山の出店が出ていた。 グリューワインという、赤のホットワインを出している店や、名物のソーセージ など盛り沢山だった。ちょうどこの日は、雪になりとっても寒かったけど、グ リューワインを一杯やるだけでかなり体が温まった。 このワイン、アルコール度が低いとはいうものの、何故か中学生位の子まで飲ん でいるのには驚いた。そりゃ自分も小さい頃からお酒を口にしたことはあったけ ど、公衆の面前で堂々と飲んだことはなかったし… ソーセージといえばドイツという位だから、さぞかしおいしいだろうと期待して 出店に並んだ。独語で会話できるわけでもなく、英語と片言の独語で頼んだ。 ツバイ(2個)って言ったりしてね。独語といえば大学の教養課程で習ったとは いえもう何年も使っていなかったのでさすがにかなり忘れてしまっていた。 こんな時ってどうしてもヒッポファミリークラブが頭を横切ってしまう…。 肝心のソーセージだけど、期待以上においしかった。パンはちょっと硬めで冷た かったのでいまいちだったけど、それを補う以上においしかった。 多分、あのプチプチ感とマスタードの辛みが非常にマッチするんだろうね。 夜の出店を堪能した後は、夕食の店探しとなった。ミュンヘンといえば、ビール だからまずはビアホール探しとなった。持参の地球の歩き方には少ししか情報が 載っていなかったため(実際には、ミュンヘン近郊の特集が別にあったのだけど、 ドイツ版のみを購入したため情報がかなり割愛されていたみたい)、自分の嗅覚 を頼りに歩きまわった。歩くこと20分、いっこうに好みの店が見付からない。何 故かケバブ(羊の肉などをローストして外側からスライスして食べる奴。トルコ 名物のはずだけど)の店(インビスというらしい)が多く、どうしようかさ迷っ ているうちに、中華料理店を見付けてしまう始末。何故、ビアホールがない! もう2 kmは歩いたんじゃないかってところでやっとビアホールを見つけた。 かなりの人で賑わっていた。これはいけるかな?と思って、表にあるメニューを 見たらドイツ語のみ。ガーン、どうしようかと迷っているうちに、「成せば成る」 の持論で、いざ突入。メニューを見ても全然読めず、しょうがないので食べたい ものを英語でいって頼んだら、それに該当するだろうメニューを教えてくれて、 オーダーを取ってもらった。 頼んだものはもちろん、ビールにウインナー、あとはゴラーシュという牛肉とパ プリカの煮込んだスープ。どれもとってもおいしかった。一つだけカルチャー ショックを受けたものがあって、酢付キャベツという漬物。これはとっても微妙 な味だった。まぁ、何はともあれ、初日から食いまくり飲みまくりの旅行となっ た。明日は何のビールを飲もうか! お土産に店のビールのコースターを拝借してきた(軽犯罪か!)。 |