★新婚旅行でケンブリッジを満喫 (2000年9月3日) |
ケンブリッジに着いてから、真っ先にやらなければならなかったこと(フラット
の契約と鍵の授受)とロイ先生への挨拶も昨日で全部終えたので、今週末はゆっく
りとこっちの生活を楽しむことができる。
ケンブリッジは今回で3回目なんだけど、中心街にあるマーケット市場付近しか
いったことがなかったので、今週末に街の大探検?に出かけることにした。
ホテルから中心街まではけっこう距離があるのでタクシーで向かうことにした。 中心街についてからは、とりあえず人で賑やかなところを見て回った。 自分達もそうなのかもしれないけど、とにかく日本人が多い。まだ新学期には時 間があるのでほとんどの人が観光客だろう。僕等は仕事で来たけど、今は観光客 気分で楽しんでいる。 まずは真っ先にインフォメーションに出向いた。通称、"i"である。ヨーロッパ を旅行したことがある人には馴染み深いだろう。この"i"とはもちろん Informationの"i"のことで、どこでも大抵、街の中心にある。旅で困ったことが あればここで何でも情報が入る。ホテルの予約から観光案内の紹介などいろいろ である。 僕等も観光名所を見ようと立ち寄ったけど、徒歩でいけるところはほとんどなかっ た。車などの移動であれば、馬好きには絶好の牧場兼競馬場や、お城、庭園など など盛り沢山である。それから第2次世界大戦で活躍した飛行機を沢山展示して いる博物館というのもあった。 とりあえず僕等は徒歩での移動を考えていたので、今回は中心街に的を絞り、徹 底的に歩き回ることにした。 最初にトリニティーカレッジやキングスカレッジに立ち寄り、その後でケム川 (ケンブリッジ市内を流れる小さい川)のボートに乗った。 この観光ボードはよく湖などで乗るようなボートをひとまわり大きくしたもので、 お兄さん、お姉さん達が観光案内しながら長〜い棒で船を漕いでくれる。 もちろん、自分で漕ぐこともできるけど、僕等は観光案内付きでゆっくりボート 観光を楽しんだ。 乗り場は主に2箇所あって、ダーウィンカレッジ周辺とトリニティカレッジ周辺 である。1往復で大人一人£10。僕等は何故か学割で£7にしてもらった。 よく街で声をかけるような呼び子がここにもいるんだけど、その人が「ボート観 光はどう?」というのでいくらと聞いたら上記の金額を教えてくれた。「学生 だろ?2人で£14だけど乗ろうよ」という。僕らは学生じゃないよ、といった らそんなことないだろうという。もしそうじゃないとしても学生に見えるよ、と いう(年甲斐もなく少し喜んでしまったが。まぁ奥様のおかげだろう)。じゃあ、 「自分らは学生だといえば、学生料金にするよ!」ということで僕等は「学生だ よ」と嘘をいい安くしてもらった。特に学生証の提示を求められるわけでもなく、 なんか得した気分。 ボート観光以外にもケンブリッジの外周を一回りする観光バスにも乗った。 これは、2階式バスで上に屋根がないものである。先頭にはきっちりと正装をし てマイクを片手に「ケンブリッジ」を熱く語るおじさんがいる。もちろん、彼は 日本でいうバスガイドである。 実は、ケンブリッジではこの2つの観光案内を楽しむとだいたい概観が掴めてし まう。 それ位の大きさの街である。ただ、ケンブリッジ大学の各カレッジをまわろうと すればそれなりに時間を必要とするだろう。 今日一日、とっても歩き回った。きっと明日は筋肉痛だろう。ちょっとくたくた である。 こんなときこそ、疲れをとるため?にとパブに寄った。 まだそんなに場所を知らないので、以前から何度か寄ったことがある、The Anchorというパブに寄った。 ここはダーウィンカレッジからすごく近く、先程の観光ボートの船付き場がある ところである。川沿いでビールを飲みながら回りの景色を眺められる。 もちろん、屋外にあるので気分もいい。お気に入りの黒ビールを飲んでひといき つく。一杯飲んでまた一杯。ちょっと顔も赤くなってきた。 ご機嫌いいところで今日の観光はおしまい。タクシーでホテルに戻った。 ホテルに戻ったら何故かまたホテルにあるバーによって一杯やったり していた。やっぱりこっちのビールはおいしい。ギネスが一番。 |