★回転寿司をなめたらあかんで〜 (2000年11月2日) |
ロンドンにはけっこうお寿司屋さんがある。でも寿司専門ではなく、ラーメンも
だしたり、いろんな食事と一緒にだすところが普通みたい。寿司の専門店もある
のだろうけどまだ入ったことがない。一度いってみたいと思いながらも、ロンド
ンって日曜日にお休みのところが多く、やっぱり仕事をしている平日にロンドン
に行くのは難しい。イギリスのあんまり仕事をしない、というシステムがここに
きて仇となっているのか?でも寿司職人は日本人だろう?
ところで、病院にいった今日は平日。これはしめたと思った。奥様も体調回復。 いつもいってみたいと思っていたお店は既にチェック済だったので、まずはお金 のかからない日本では不評の回転寿司に挑戦することにした。 実はここ、「地球の歩き方」に紹介されているお店なんです。 「くるくる寿司」という名前で、1999年度にロンドンの飲食店内で賞を受賞し たことがあるとか。名前からして日本じゃ絶対に行きたがらないネーミング(僕 の記憶では、確か同名の店があるはず。もしかしてチェーン店か?)なんだけど、 「地球の歩き方」を信じて行ってみた。 店に入ると、日本と同じ感じの造りだった。でも外人が多く、滅茶苦茶混んでい た。僕等は開店時間をちょっと過ぎた時間にはいったからぎりぎり座れたけど、 入店が5分遅ければ多分、30分は待たされただろう。 皿は4種類。£1.2、£1.75、£2、£3だった。今 £1=160円だからまぁ、日本 とは相場が同じくらい。でも皿に乗っているのは日本とは全然違っていた。 メインはピンクサーモン。これは一番安くっておいしかった。ピンクサーモンの お刺身というのもあってこれは値段も結構したけど、ほっぺが落ちるくらいおい しかった。究めつけが「ひらめ」。日本じゃ高くってまず回転寿司では食べられ ないだろう。でもここでは普通に廻っていた。 僕の親父は釣が趣味なので、よく鮃の刺身を食べたことがあるけど、あの歯応え といい味といい、全く変わらなかった。 うちの奥様は魚よりも日本でしか食べられないようなもの(納豆巻き)に目がいっ ていた。 食べること、30分。2人で20皿も食べてしまった。 「おあいそ」して金額を教えてもらったら、予想以上に安く上がった。とはいえ、 £30も請求されたけど。日本じゃこの金額ではまず食べられないです。 総評価すると、僕だったらイギリスに来てからこれまでに入った外食屋さんの中 で断トツに一位をつける。それだけ凄かった。また今度絶対来ようと思う。 昨年、賞をもらうわけだと納得してケンブリッジに帰った。 余談だけど、この日、はじめてイギリスにある「ウルトラジャーニー」とい う情報誌をゲットした。 |