『幾何的な折りアルゴリズム』の補足情報

本ページは『幾何的な折りアルゴリズム』の

のページです.

訂正表

オリジナルのエラーは, 可能な限り直しました.以下の情報が出版後に気づいたエラーです.
ページ
場所
間違い
訂正
言い訳
発見者
発見日
1章
14ページ
1行目
バージニア週 バージニア Typo
上原芳郎
2009年11月23日
12章
220ページ
定理12.2.2の直後
それぞれの角度が0°であり それぞれの角度が0°より大きく Typo
三谷純
2010年3月11日
21章
325ページ
脚注(二箇所)
アレキサンドロフ アレサンドロフ 他と不統一
上原隆平
2011年9月29日
21章
327ページ
下から7行目
単位測度 単位速度 Typo
上原研究室ゼミ
2024年4月9日
25章
419ページ
下から5行目のDP表の(i,j)=(6,0)の値
108 98 Typo
吉田健祐 & 堀山貴史
2010年6月14日
25章
420ページ
8行目のDP表の(i,j)=(6,4)の値
168 158 Typo
吉田健祐 & 堀山貴史
2010年6月14日
-
裏表紙
囲みの中
60個以上の「未解決問題」 60個近くの「未解決問題」 xiiiの謝辞から見ると,本を記述している間に解けてしまった 未解決問題がいくつかあるので,そのためだと考えられる.
上原隆平
出版直後
-
-
-
ジャック・ジャスティン ジャック・ジュスタン フランス人 Justin の名前の発音はジャスティンではなくて,むしろジュスタン.
金内忠宏
2011年12月?日

補足情報

以下に上原が気づいたその後の情報を本の順番にあわせて並べます.

未解決問題5.3: ポップ(本書:p.89)
2009年11月,以下の論文で解かれたもよう.
前川定理の初出(本書:p.223)
原書の中では が初出と書かれている.実際,この本のp.29の川崎定理に関する囲み記事 の中に,前川定理について書かれている.さて"Origami for the Connoisseur"には 日本語の原著があって, である.英語版は日本語版にとても忠実に書かれているが,前川定理に関する記述がちょっと違う. 『トップおりがみ』の中では「前川定理のくわしい説明は,本書の姉妹書『ビバ!おりがみ』を参照してください.」 と書かれている(英語版にはこうした記述は一切ない). さてそこで を見ると,p.68に「折り線に関する基本定理」と題して前川定理が掲載されている. また『ビバ!おりがみ』の後書きが書かれたのは1982年の年末である.以上をまとめると, となる.論文などで前川定理を引用する際は,英語か日本語かで文献を変えた方がよさそうである. ちなみに上原はこれらの本を全部オークションで入手して,だいぶ散財した ;-)
15.4.2 チェッカー盤の折り方(本書:p.259)
2009年12月16日〜18日にハワイで開催された ISAAC 2009 における以下の発表で,チェッカー盤やその拡張の折り方に関する発表が行われた.
双曲放物面の非存在性について(本書:p.319)
2009年11月11日〜13日に金沢で開催された JCCGG 2009 における以下の発表で,双曲放物面の非存在性に関する発表が行われた.
二つの異なる直方体が折れる展開図(本書:p.456,図25.53)
2008年8月13日〜15日にカナダで開催された CCCG 2008 における以下の発表で,二つの異なる直方体が折れる展開図に関する発表が行われた. 日本語のサポートページ英語のサポートページもある.

Last modified: Thu Dec 31 11:32:26 JST 2009
by Ryuhei Uehara (uehara@jaist.ac.jp)
Valid HTML 4.0!