メダカのおすの形
5年生の理科において,
メダカのめすとおすを区別するには,
1.腹が膨らみがある ⇒ めす
2.背びれが割れている ⇒ おす
3.尻びれが平行四辺形 ⇒ おす
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4.尾びれ細長い ⇒ おす
特に,おすには背びれと尻びれに特徴がある。
それでは,なぜ,おすの背びれが割れていて,
尻びれは三角形ではなく平行四辺形になっているのだろうか?
こんな質問を子どもたちに投げかけたが,
直ぐには,何も答えなかった。
ヒント: おすとめすの違いが現れるのは,受精と産卵のときです。
それでは,NHK for Schoolの小5理科「メダカの産卵と受精」をみましょう。
注意するのは,背びれと尻びれのはたらきです。
受精のときに,おすの背びれと尻びれはどんな役目をしていたでしょうか?
答えの例: 横から抱いていた。おすの背びれでめすの背びれを挟み込んでいた。
おすの尻びれで卵を抱いていた。おすの精子が卵の近くになるように尾びれで調節していた。
コメント: メダカの尾びれと尻びれの形には受精のときの役目に意味があったのです。
もっと発展して,生物の形には何か意味がありそうだと思えますね。
たとえば,蝶の口は細いストローになっています。それは花の蜜を吸うためです。
もし,人の口のようになっていると蜜のあるところに口を持って行けません。
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2017.6.14 記