音楽情報科学輪読会 第4回会合の記録
開催日:2000年3月7日
議事
- 大島さんが進めようと考えている研究についての紹介がありました.
- ピアノの演奏を教授するにあたって,手取り足取り懇切丁寧に教えた場合と,要点だけ教えてあとは学習者が自分で考えて演奏を学ぶ場合とで,どのように演奏表現技術の習得度合いに差が出るかを定量的に計測し,それによってより良い教授法を見いだそうというのが,研究の目標です(あくまで西本による現時点での理解).
- 習熟度の定量的測定を実現するための方策として,Garrielssonによる先行研究例が紹介されました.
- 「独創的演奏」とは何か,模倣と独創の差は何で,どう評価するのか,何をもって習熟したとするのか,演奏のメタ・ルールとは何か,などについての議論がなされました.
- 発表資料