学会最終日、自分の講演を終えて会場を後にし、その足で「遠い空の向こうに」(原題:October Sky)を見に行く。緊張の糸が切れて精神が解放されていたためか、花粉で涙線がこわれていたか、最初から最後までぼろぼろ涙を流しながら見ていた。映画を見て泣くことはめったにない自分だが、これには3年分くらい泣けたな。我々が生きている場所に近い世界を舞台に、夢や青春や挫折や成功が描かれている。主人公たちを取り巻く人々が皆、人間的に主人公たちに接するのにも感動した。理科系の学生には一人残らずこの映画を見てほしいと思った。(00. 3. 31) (別頁に長めの感想を書きました) |