ニュージーランド、タイ旅行記 9


S: 今日はBangkokを満喫しました。盛り沢山でやや疲れましたが。昼ホテルをで て、日常品をそろえに買い物にでました。合間に屋台でつまみぐいをするとい うパターンでしたが、とにかく暑い! Aucklandも夏だったのに、やはり熱帯 は破壊力が違う。蒸留水がどんどんなくなります。橋本さんは下着を買ってま したね。3つで100Bの。屋台で「3=100」という、よくわからない表示がでてま したが。

H: 単位が書いてないからな。イコールで結ばれても・・・。なぜかパンツはブリー フしかなかったんですが、熱帯にはトランクスは合わないんだろうか。安いか ら使い捨てにしようと思って、適当に買ったらひとつはビキニタイプだった。

S: 午後はトゥクトゥクでベトナム寺院にいきました。この寺院の塔の 装飾はすべて皿やポットなどの食器でできてます。像とかもタイガーバーム風 で変わってましたね。

H:キッチュだったねー。分けのわからない装飾の塔に、中国やベトナ ムの人の墓がいっぱい埋め込まれていて、ますます混沌さを増している。写真 を撮りまくってしまった。

このときのトゥクトゥクの運転手は、いくつか寺を回ってムエタイのスタジア ムに40Bで連れて行ってやるっていうんで乗り込んだけど、案の定、お土産や に連れていかれた。お土産やはタイシルクとか宝石とか、あまりに高級で手が 出ないからうんざりした。お土産やで15分見てこいっていうから時間をつぶし て出たら、運転手がいなくなってる。お金を払ってたら「やられたー」ってと こだけど、まだ払ってなかったからなんだかよくわからない。得したけど、ちょっ と良心が痛みますね。

この運転手が、高さ50mのstanding buddhaがある寺に連れていくって言ってた けど、あれはきっと嘘だろうな。そんなでかいのあったら遠くからでもわかる よ。

S: 夜はかねてから計画していたムエタイの試合をみにラーチャダムヌー ンスタジアムへ。リングサイドで迫力満点でしたねー。熱帯夜の闘技場は非常 に印象的でした。

ムエタイはタイの国技ですが、要は闘鶏ですね。子供をたたかわせて。賭博だ から、会場の盛り上がりが尋常じゃない。外野席との間にフェンスがあるので、 なんだろうと思ってましたが、納得。皆血走ってましたね。あれは危ない。

試合前にまず戦いの舞踏を舞いますが、これが競馬のパドックに相当します。 1,2ラウンドは様子見でつつきあってて、3,4ラウンドで激しくfight、という 段取りらしいですね。よくわからないのは最終5ラウンドでfighterが急にやる 気なくしちゃうんですよね。なんなんだろう、あれは。

H: あの会場の迫力はすごかったね。こんどは外野席で一緒に賭けて盛り上がりた いね。

そのあと、最大の歓楽街パッポン通りへ行きました。両側にゴーゴーバーなど が並んで、路上には露店がいっぱい出てて歩くのもたいへん。ゴーゴーバーは 店の扉を開けて営業していて、あの、ちょっと見えるっていうのが、「お、入っ てみたいな」という気にさせるんでしょうね。店のすぐ前を歩いてたら引きづ り込まれそうになる。

他にもソープランドとか白黒ショーとか、なんだか怪しい呼び込みばっかり。

笑ったのは、トゥクトゥクに乗ってホテルに帰ってきたら、降りるときにその 運転手がまだ怪しい呼び込みのちらしを出してきたこと。もう帰るんだって。

  


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Takashi Hashimoto
Last modified: Sat Apr 4 00:45:28 1998