さて、今日から会議が始まったので、旅行記としては特に書くことがないので、会議(Unconventional Models of Computation)の様子を少し書きます。
会議場はとてもこじんまりしていて、たんなる大学の教室でやってます。参加 者はほとんど講演者で、かなりインフォーマルな雰囲気です。内容は量子計算 とDNA計算で、それほどレベルは高くない感じ。
ある人がこんな問題を出していました。ある部屋に3つの電球があり、別 の部屋に3つスイッチがあり、それぞれどれかの電球につながっている。両方 の部屋に1回だけだけ入ることが許されている場合に、どれとどれがつながっ ているかわかるか?というものです。
抽象化して考えるともちろんわからないんだけど、Unconventionalにというか 物理的に考えるとわかる。これが今の計算論をこえるという一つの例だという のです。なかなかおもしろいよね。
S: 物理というかとんちのようなきがしましたけど、面白かったですね。では正解者にはproceedingsを贈呈ということで(ウソ)。あとは、0-energy computationとか面白かったかと。slowest computationという。全体的にこじんまりした感じでいいですね。なんか夏でバカンス状態ですね、こりゃ。Conference dinnerは船上ですか。Relaxしてる場合じゃない気もしますが...
H: いや、船上ではなく船で渡った先の店でやるだけのようだ。エクスカーションも島に渡って1日遊ぶとか、すっかりバカンスだな。
大学の書店に少し行ったんだけど、あんまりめぼしい本はなかった。佐藤君は なんか怪しい本を買ってたけど。
S: Tao of Chaosですね。秀逸な品です。易の記号(?)をHyper-cube上 に並べて関係性が論じられているかと思えば、Yang-Yin Alternationの dynamicsとルビンの壺、Mandelbrot setに埋め込まれた毛筆体の「道」の文字 と、もうなにがなんだかわかりません。Unconventionalここに極まれりといっ たところでしょうか。
夜は韓国料理を食べましたが、安くてよかったですね。ごはんおかわりできたし。
H:佐藤君の得意の「おかわり」につられて食べ過ぎたな。くるしい。ではまたあした。